Tag: 環境適応

「名前」を横に置く

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大声とか暴言とか介護抵抗とか
いろいろなBPSDとしての「名前」があるけど
いったん名前をつけちゃうと
その名前って一人歩きを始めちゃう。

名前があっても
「状況」や「人」がかすんでしまう。

場面や相互作用から名前だけをきりとって
名前だけを呼びかける。

名前は便利だけど必要だけど
名前にしばられて見誤ることだってある。

名前をちょっと横に置く。
そこから見えることもある。

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MCIの状態が福祉機器を活用しやすい

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たとえば
服薬を適切に行える。。。ということは
認知症のある方にとっては難しいことです。
服薬支援の福祉機器も開発されています。
こういう機器は積極的に活用できると良いと思います。

けれど中核症状が明確になってきていると
「新しいことを覚える」ことは難しい。。。
難しいことがわかっているからこそ不安や抵抗感というカタチで表現されるのではないかと思います。

だからこそ、導入時に丁寧な導入が要求されると思います。
その結果、活用ができる人が増えればとても良いことだと思います。
でも、もっと早い段階で導入が為されれば。。。
ご本人の不安感や余分な苦労や努力が少なくて済むのではないかという気がしてなりません。

MCIの状態にある人に、情報提供が為されれば。。。
でもMCIの状態で介護保険を申請する人は少ないし
一番福祉機器を活用できる状態にある人に
必要な情報が届きにくい現状がある。。。

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食事場面だけでなく。。。

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重度の認知症のある方でも
食事介助を変えるだけで
食べ方が変わる。。。ということについて
こちらで何度も繰り返し書いてきました。

認知症のある方の食べ方の困難は
誤介助に対して誤学習の結果起こることが多い。と。

だから
重度の認知症のある方でも
食べ方の再学習ができるのだと感じています。

適切な介助が行われれば
誤嚥性肺炎も今よりは減ると思うし
食事場面のBPSDも減ると思うし
そして何よりも
もっと長くもっとラクにもっと美味しく
ご飯を食べられる方が増えると思っています。

重度の状態からでも変われるけれど
もっと早い時期であれば
もっと早くもっとラクに変われる。。。

これって食事以外の場面でも
起こっていることではないかと思うのです。

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学ぶのは楽しい

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学ぶのは楽しい
発見するのも楽しい

過程はラクじゃないことだってあるけど
知らなかったことを知ることができたり
知っていたけどもう一段深く理解できたり
自分が大きく深くなっていくのは
とても楽しい

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食事介助は究極の非言語的交流

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食事介助は
究極のノンバーバル・コミュニケーション

食事という場面において
対象者の方の
食べる能力を発揮できるように援助する
その方の特性を阻害しないように援助する

食事介助をみれば
ふだんの関わりも推測できる

食事介助を適切にできる人は
ふだんの介助もきめ細やか
単に食べさせているような人は
「させる」ことはできても
「する」ことの援助はできない

認知症のある方のケアについて
これだけ、あれこれ言われているのに
食事介助について言われることが少ないのは
食事という場面が
ノンバーバル・コミュニケーションそのものであり
介助の本質が問われる場面だからなんじゃないかな。。。

だからこそ
「食事」という場面が変われば
ケアの現状も変わるに違いない
そう感じているのです。

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悪いことはしないように

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良いことをしようとするのではなくて
悪いことはしないようにするのって
案外大切なことだと感じています。

対人援助職としては
良いことをしようとして
えてして結果的に悪いことをしていても
気がつかない…ということは案外多いもの。

良いことをしようとする時には
案外、相手の状況を観ていなかったりする。
けれど、悪いことはしないようにする時には
相手の状況を観ざるを得ない。

観察をする…ということを
余儀なくされるから。

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問題設定の問題

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って、結構あるよね。

いろんなところで
同じコトが違うカタチで現れている。

問題なのは
問題と思ってることじゃなくて
問題設定の仕方が問題だという。。。

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視点の違い「立ち上がり」練習

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すっごく不思議なのが
立ち上がりを一生懸命練習させるけど
座り方には無頓着…ってパターン

がんばって立ち上がらせても
座る時にはドシーン

マッチポンプになっちゃってる

立ち上がりも座ることも
重心の移動の軌跡は
方向こそ逆だけど同じなのに。

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