Tag: 環境適応

暮らし方を選ぶ

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〇〇せねばならない
△△してはダメとか
それはないよね。

暮らしは100人100通り

ただ
今Aという道を選んだら
これから先Bがついてくる
ということは伝えても良いと思う。

今Dなのは、あの時Cをしていたから。とは言えない。

いろんな必然があってCを選んだに違いない。
でも、今Dなのも同じように必然なんだもの。

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暮らす=能力発揮

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暮らすって、本当に大変。

とりわけ、年老いてなお自分で切り盛りしていくことは大変。

朝起きて夜寝るまでの間
こんなにいろんなことを
いろんな風にできないと
暮らすことが難しい。。。

「暮らせる」って、スゴいことなんだ

「暮らせる」って、スゴく能力を使ってるんだ

それを教えてもらっています。

 

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怒りたくなったら

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人間だもの。

時には怒りたくなることだってある。
でも、怒っちゃマズい場合。

そんな時には
思いっきり笑顔を「作る」

しっかと口角を上げて
できれば歯が見えるくらい口も開けて
目尻も下げて

そうすると
怒れない。

「作った」笑顔だけど怒れなくなる。

とりあえず
怒らずには済むようになる。

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評価できるから対応できる

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気持ちだけでは何もできない。
根拠がなければ意味を伝えられない。

クリームパスタをコーヒーゼリーにつけてしまう。
否定するのでもなく、笑って受け入れるのでもなく
(一見正反対のように見えて同じことが違う形で起こっているだけ)
認知症のある方が「そうする必然」を考える。
(「そうする原因」があるのではなくて)

今、表面に起こっている現実だけを見るのではなく
結果として起こっている現実の中に
認知症のある方の障害も能力も現れている。
私たち、障害と能力のプロである作業療法士が寄与できるのは
まさにこの部分にあり、何よりも一番の強みであると考えています。

でも、作業療法士であれば誰でもできるとは思わないし
作業療法士でなければ他の職種の人にはできないとは思わない。
ただ、作業療法士が一番近道にいるとは思っています。

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クリームパスタとコーヒーゼリー(完)

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この時に大切なことは
〇〇してみたら?
◎◎したらいいんじゃない?
などと「自分が」思いつけることを360度列挙するのではなくて
(こういう考え方をする人は多いようですが、それは違います)

「ちゃんと眼で見てる」
「目の前にあるモノをモノとして見てる」のですから
この能力に働きかけるような工夫を考えます。

つまり
「黒いけれど麺つゆ」ではない
認識してもらえるような工夫をするにはどうしたらよいか?

たとえば
平たいお皿にゼリー型をひっくり返した形のまま
細かくしたり、崩したりしないで
立体を保った形のままで提供すれば
「麺つゆではない黒い塊」と見えると思います。
つまり、「能力」にはたらきかけて解決を図るのです。

現実的にはここまでで実用と考えますが
どうしても「デザート」として認識してほしい
要請があるとするなら
デザートらしい食器を工夫する
最終的には別個に提供するということになるかと考えます。

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良いコトづくめはない

ちょっと待った

フツーに考えて
世の中、良いコトづくめのモノなんてない
と思ってる。

良いコトづくめ…と見えたなら
それは目に見えないトコロで差し引きゼロになってる
のだと。

私は作業療法士だけど
むしろ、実習生や若手作業療法士には
作業療法の光と影
作業提供に伴うリスクをきちんと教えたいと考えてる

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セミナー案内「認知症対応」

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平成27年4月12日(日)東京 日本印刷会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への評価から対応まで」
というテーマでセミナーが開催されます。

評価をどのように対応に結びつけていくか
生活障害やBPSDについてはモチロン
骨折手術後のリハでよくあること
Activityを提供する際にどんな風に考えたらよいのか
また、場面設定での留意点など
事例を紹介しながら具体的にお話いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421723012-628240

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結果オーライ?

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認知症のある方への対応について
評価が適切に行えていないと
何がよくて何が不適切かわからないまま
結果オーライになってしまいがち。

それだって
マズイ結果よりは良いかもしれないけど

でも、たまたま、うまくいったとか
認知症のある方が合わせてくれた、とかだと
今は良くても早晩そのやり方では通用しなくなる
という時期がいずれ訪れる。

もっとマズイのは
その時の認知症のある方の過剰適応が
後々マイナスの状況となって現れること。

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