あちこちで
よくよく見かけるのがこのパターン(^^;
口の中にスプーンを入れたら
上の歯でこそげ落としてスプーンを引き抜く。
誰も言葉にしては教えてないのに
なぜ、こんなにも広まっているのだろう?
上の歯でこそげ落とすのはNG
(だって私たち、自分で食べる時にそんな食べ方しないし)
下唇か舌の上にスプーンの背で触れて
対象者の方が上唇で食塊をとりこんだら
そのままスプーンを水平に引きます。
11月 02 2011
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10月 31 2011
使うスプーンも対象者の方に合わせます。
大き過ぎるスプーンは
とりこみの1回量が多過ぎたり
大き過ぎるというスプーンの特性が
口の奥に入れすぎるという動作を誘導してしまうのでNGです。
人によっては
小さくて浅いスプーンが必要です。
ベビースプーンや
100均で売られているティースプーンの中に
安くて使い勝手の良いものがたくさんあります。
詳細はこちらをご参照ください。
OT Tips & PDF「小さくて軽いスプーン」
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10月 28 2011
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10月 27 2011
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10月 26 2011
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10月 25 2011
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7月 26 2011
ADL車いす全介助、食事も全介助、意思疎通困難で唸り声をあげるCさん。
ADL車いす全介助、食事も全介助、発語も発声も困難なDさん。
Cさんは、お食事の時に舌を前にぐーっと突き出して食塊をとりこみます。
Dさんは、下顎を前にスライドし受け口のようにして食塊をとりこみます。
このような方に口腔機能訓練なんてできようはずもありません。
けれど、この食べ方は仕方ないのか…といえば、そんなことは決してありません。
お2人とも、毎日の昼食時、おやつ時に食事介助をしただけで
3ヶ月後には、上唇をつかったとりこみができるようになりました。
この現実は、いったい何を示しているのでしょうか?
重度の認知症のある方も学習している!環境適応している!のです。
不適切な介助に適応しようとして、不適切な食べ方をしていた。
適切な介助に適応しようとして、適切な食べ方ができるようになった。
認知症のある方の食べ方は
その方の能力と障害と特性を反映しているだけではなくて
こちらのありようをも映し出している…。
ちょっと相当こわいことです。
と、同時に希望を強く感じた体験談。でした。
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