効果と逆効果

我慢のしどころ

知識があるから観察ができる。

観察できるから起こっていることの意味がわかる。

ここをすっとばして
自分の引き出しの中から試しにAという方法が合うかどうかやってみる
ということも現場では少なくないようです。

でも
ここで本当によくよく考えないといけないのは
やってみて効果がないならまだしも
やってみたことによって逆効果になる場合もある
ということ。

そのへんにある薬を手当たり次第に飲んでみる
そんなことをする人はいないと思う。
効果がないだけじゃ済まなくて大変なことになるかも
ってわかってるから。

使い方、用い方って怖い。
本当に効果のある、有効なものほど
副作用とか逆効果って強くでるもの。

認知症のある方への対応の工夫や
なかなか食べてくれない方への工夫だって
まったく同じだと思うんだけど。

でも、なぜか
良かれと思って為されることの害悪について
あんまり検討されていないのかなぁ?
と感じたりします。 

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