Tag: 作業療法

OT協会社員総会&県士会社員総会

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平成27年5月30日(土)に
東京の日本教育会館において
OT協会社員総会が開催されました。

神奈川県代議員として出席してきました。
「OT協会(神奈川)代議員ブログ」
http://a-board-of-representatives.blogspot.jp

また翌日の
平成27年5月31日(日)に
横浜リハビリテーション専門学校にて
神奈川県作業療法士会社員総会が開催されました。
県士会サイトにて福留事務局長による開催報告が掲載されています。

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「 15TH KOTC 」オープン!

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第15回神奈川県作業療法学会の公式ウェブサイトが公開されました〜!

詳細はこちら

なんてスタイリッシュなトップページ!

まずは、「学会長挨拶」と「組織図」を見ることができます。
これからどんどんコンテンツが充実していくのかと思うと楽しみです(^^)

おっと。。。
肝心のことを書き忘れそうになってしまった(^^;
第15回神奈川県作業療法学会は
2015年4月19日(日)に
横浜リハビリテーション専門学校にて開催されるそうです。
メモメモφ(.. )

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人ではなくて内容に耳を傾ける

ちょっと待った

ずいぶん前から違和感を感じていたのですが
このギョーカイだと
名前がよく知られている人の言っていることだと
無批判に「信奉」してしまう人が少なくないようです。

「誰が」言っているかということが
「何を」言っているかということよりも
優先されて判断根拠(?)になってしまっている。。。
ううん、判断ではなくて妄信になってしまっている。。。

気持ちよく、心地よく、
聞きたいことを言ってくれる「人」だからといって
「適切なコト」を言っているとは限らない。

“ 地獄への道は善意で敷き詰められている ”

そういう言葉もあるよね。

 

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対象は人

我慢のしどころ

ときどき
ものすごく基本的なところで
ものすごい誤解をしている人もいるんだ
と感じることがあります。

「作業療法」の対象は
障害のある(おそれの高い)「人」であって
「作業療法」は手段でしかない。

たとえば
「パイロットは素晴らしい」
と語りたがる人がいたとして
乗客たる私たちはどう感じるだろう?
「あなたがどう語ってもいいけど
とにかく安全にできれば快適にフライトしてください」
じゃないかな?

パイロットの仕事の対象は「乗客」であって
飛行機の操縦は手段だよね?
「乗客」の利便に寄与すること
少なくともマイナスにならないように
そのために操縦の腕を磨き
さまざまな部門とお互いを信頼し合って
チームとして仕事をしているのだと思う。

結果として
乗客が感動することがあったとしても
パイロットは感動を目的として仕事をしているわけじゃない。

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葉山靖明さんの講演会に参加してきました!

12月1日(土)に開催された
湘南OT交流会さん主催の
「だから作業療法が大好きです!出版記念講演」
に参加してきました(^^)

講師は皆さんご存知の葉山靖明さんです。

参加してよかった…しみじみとそう思いました。
研修会の帰途、にこにこしている自分に気がつきました。
お腹が満ち足りた子どものような
それでいて身体の奥から静かなエネルギーが満ちてくるような
そんな感覚を体験しました。

ご講演には実はOT以外の方もいらっしゃったのですが
その方が「OTの奥深さ、崇高さを知ることができました」
と感想を述べた時に、葉山さんはサラッと
「ありがとうございます」
とおっしゃったんです。

うわー!

こんなにも自然に当たり前のように
OTにエールを送ってくださっているんだ…
ということを強く実感しました。

このエールをムダになんかできない。
葉山さんがOTとの出会いを自らの生きるパワーとしてこられたのと同じように
いいえ、それ以上に、葉山さんとの出会いを自らのパワーにして、目の前の方ひとりひとりに相対していこう。
そう感じました。

葉山さんのHPはこちら
http://www4.ocn.ne.jp/~keyakist/index.html

湘南OT交流会さんのHPはこちら
http://1st.geocities.jp/shounan_ot/index.htm

葉山さん
湘南OT交流会のみなさま

どうもありがとうございました!!!

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OTを理解してもらう

「OTは、なかなか他職種に理解してもらえない」

「OTを理解してもらおうと思って」

こういう言葉をよく聞きます。
きっと一生懸命がんばっているんだろうな…と思うのですが
でも、正直、私には不思議なんです。
私は、他職種にOTを理解してもらおうとは、あんまり思わない。からなんです。

そのかわり、痛切に思ってきたのが
「まっとうに仕事ができるようになりたい」
「対象者の方に、具体的現実的に役に立てるようになりたい」
ということです。

他職種とは
方針を共有したい。
連携を強化したい。
とは強く思ってきましたが…。

普通に考えて
サラリーマンが取引先に自分の仕事を理解して
…って言うだろうか?
まず、取引先の要望にそって最適の解決策を提示して
自分の会社ではこれができます!って言うんじゃなかろうか?

そんな風に考えています。

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作業療法に関する質問

「なぜ、認知症のある方に作業をするのですか?」

「認知症のある方に作業を提供する時
どんな風に考えて選択したらいいのですか?」

前者は、私が直接受けた質問。
後者は、私が聴講した研修で講師が受けた質問。

あなたなら、何て答えるでしょう?

 

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思い出話から

もう20年近く前になるかしら

「寝たきり老人をなくそう」 「離床して活動的な生活を」

というスローガンが流行した時代があります。

その頃、日本作業療法学会で発表しました。

何にでも参加する「活動的」な人だからといって

認知症状の進行が防げるわけではない

維持できていたのは

自分で参加不参加を選択できる人だということを。

 

こんなの、当たり前。

でも、発表直後にある人から指摘されたことを覚えています。

「作業療法を否定するようなことを言っちゃいけない」

その人が言わんとすることは痛いくらいわかります。

でも、当時も今も

やっぱり、私には納得できません。

だって、私は作業療法を否定したんじゃない。

作業療法をちゃんとやれるようになりたかっただけ。

対象者にとって

本当に有効に作用するような作業を提示することが

私たち作業療法士に求められていることなのではないか。と。

 

その時の私の言葉にできなかった声は

今、カタチを変えてたくさんの方が抱えているように感じています。

 

はっきり言っておくと

何か作業をしているからといって

認知症の進行をくいとめることができるわけではありません。

作業の効果は、もっと別のところにあると感じています。

今の私にできることは

提案としての作業療法をきちんと言語化して伝えていくこと

いつかどこかで

受けとめて育ててくれる人がいることを願って

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