Tag: リハビリテーション

「認知症=集団」?

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「認知症=集団」
「認知症=レク」
というようなコトをちょっと前まで
言われていたようなのですが
それはどうかなぁ。。。と思う。

集団の中にいれば
今、何をしたらよいのか判断力が低下していても
自分と同じ立場の他者の動きを参考にできて
場面適応的に動きやすい。ということはあるから
集団で実施することのメリットはあるけど
他者との交流を好まない方もいるし
このような文脈で使われる「レク」という言葉は
「レク=ゲーム」という意味合いが強いけど
ゲームにはルールがある
ということを忘れてるんじゃないかな?

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「認知症って難しい」

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。。。という声をよく聞きます。

そうかなぁ。。。?

難しさはただ単に表面化しやすい
ってことに過ぎないような気がするんだけどなぁ

 

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がんばりが伝わる

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お食事の時に
スプーンを噛んでしまう方が
ほとんど噛まずに食べられるようになった。。。

スゴイ!

1ヶ月くらいで変わる。
変わるけれど、この間のご本人と職員の努力に敬服。
ご本人と職員がどれだけ頑張られたか
それが伝わってきます。
それがスゴイ。
そのことが嬉しい。

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就職1年目の方へ

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いかがでしょうか?
就職して半年が過ぎました。
お元気ですか?

職場にも少し慣れ始めて
職場の課題もうっすらと見え始めて
自らの非力さに悔しい思いをしたり
働くということの厳しさや困難を思い知ったり
本当の意味で学ぶことの大変さや面白さを感じたり
かも。ですね。

神奈川県作業療法士会では
下半期になって
士会主催の研修会がどんどん増えてきます。
業務に追われて研修どころではない
という方もいらっしゃるかとは思いますが
全部じゃなくても一部でもいいから
研修には出てください。

1年目は臨床実習で培われた「統合体験」を糧に
「学び方」を学ぶ大切な時期です。
できれば1年目で
遅くても3年目までに
「学び方」を学んでおかないと
学べない身体、学べない脳になってしまいます。
モチロン、何事も遅くはなし。ではありますが
後回ししたツケは当然払うことになります。

私は優秀で素晴らしいOTRをたくさん知っています。
同時にそうでないOTRもたくさん知っています。
全然、違うんですよ。
同じOTRでこの差は何だろう?と思ってしまうくらい。

自分が学ぶことへ費やした時間とお金と労力は
決して自分を裏切ることはありません。
身体がしんどい時はまず休養ですが
エネルギー補給できたら。。。ね。

 

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H.C.Rへ行ってきました

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国際福祉機器展に行ってきました!
http://www.hcr.or.jp

あー歩いたー。。。
カート持参し
カタログをもらいまくって
デモの可否について確認し

たくさんの来場者で会場は熱気ムンムン。
やっぱり景気も上向きなのか
カタログと一緒に配布されるバッグの質が
去年よりも気持ち良かったような気が。。。

来年は10月開催だとか。
毎年の恒例行事となりましたが
来年もガンバって歩くぞー!

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能力は状況と程度によりけり

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学生に対しても
認知症のある方に対しても
能力は状況と程度によりけり発揮される
と考えています。

だから
「できない」と言ってるだけじゃなくて
どうしたらできるか、考える。

どうしてできないのか原因を考える
のではなくて
どうしたらできるようになるのか
これからを考える。

どうしたら、を考えるのには
場面設定ーどういう状況でならどのくらい
できるか…ということを考える。

これって当たり前のようでいて
案外とても大事なことです。

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対応の工夫の誤解

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対応の工夫はとても大事だと思ってる。
でも、それは認知症のある方に対して
どうしたら目の前のAさんに伝わりやすくなるか
ということであって
目の前のAさんをcontrolしたいわけではない。
決して、Aさんに言うことをきかせたり
従えたいわけではない。

そこを誤解している人は
Aさんが何も「問題行動」をしていない時には
Aさんに何の対応もしなかったりするよね。

「問題行動をするAさん」としてAさんのことを見ていて
Aさんが困ったこともする…とは見てないよね。

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オススメしない悪手

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たいていの若手OTRが陥りやすくて効果のない手は
OTはあれもできるこれもできる
OTはこんなにすごい
OTの効果説明
…というモノを他職種宛に作成し説明するコト

「だったらやってみせてよ」
この一言で終わっちゃうし

OT場面でこれができた、あれもできたって言っても
それらのことがゴールとどのように関連しているのか
説明できなければ
「よかったね」
で終わってしまう。

対象者がよくなること

OT場面だけではなくて他職種場面でも
目に見える変化としてよくなること

何にも勝る一番良いPRだと思う。

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