Tag: コミュニケーション

暗黙に置いている前提要件を明示する。
案外、落とし穴になっていることだと感じています。
誰かと議論する時でも
講演などでお話する時でも
結果としての意見同士をやりとりしている時に
意見の相違ではなくて
実は、双方が暗黙のうちに設定している前提要件が異なっている
ということが結構あります。
そりゃー意見だって異なりますよね (^^;
そういう時には
それぞれが自明だと思っていて疑うこともない
暗黙のうちに設定している前提要件を確認すると
理解が進むことがあります。
逆に言えば
自分が話をする時には
できるだけ前提要件を明示しながら話すように気をつけたり
相手の話を聞く時には
できるだけ前提要件を推測しながら聞くようにすると
「話がわかる」ようになったりすることがよくあります。
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システムの扱い方の問題なのに
違うシステムに交換しちゃえば
問題解決できるかのような認識が問題だと思う。
結局、同じコトが違うカタチで現れるだけ。なのに。
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「POST 理学療法士によるリハビリ職者を目指す人のためのサイト」に
私のインタビュー記事その2 が掲載されました。
http://1post.jp/2015/10/21/interview143_sato_yoshie02/
よろしかったら、お立ち寄りください。
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進行した認知症のある方は
何もわからない。と思われているかも。ですが
そんなことはありません。
言語的な疎通困難のために
HDSーRをとることすらできない方でも
「俺はよー、ここ(頭を指して)がよー、こうだから(掌を開く)よー」
「私はバカだから」
「何にもわからなくなっちゃった」
ふとした時にそうつぶやく方は大勢いらっしゃいます。
自分がそのような場面に遭遇しない=事実がない
そんなことはないのです。
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認知症のある方の
「BPSDをどうしたら改善できるのか」じゃなくて
「BPSDが起きてる場面全体を観察」することが最初。
その時に
たいていの人が忘れてるのは
認知症のある方の評価を根拠に観察する。ということ。
評価は評価として行っていたとしても
その評価と場面の観察が切り離されてることがすごく多い。
「見れども観えず」になってる。
認知症のある方が
その場面の中でどんな風に感受し認識し表現しているのか
ということを評価を根拠に観察できないと
「認知症のある方にとって」今起こっていることが
まったくわからなくなっちゃって
そうすると、どうしたらよいかもわからなくなる。
「自分たちにとって」のBPSDという見方しか
できなくなって、どつぼにはまっちゃう。
「その人のペースで」
「その人に寄り添って」
という言葉はキレイな言葉だけど
私はあんまりこういう言葉は使わない。使えない。
抽象的な表面的なキレイな言葉を使うことで
具体的に感受し思考することを停止してしまうのは
正反対のことだと考えているから。
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科学は過去の知識の修正の上に成り立つ学問だから
先人たちが積み重ねてこられた知識は大切だけど
一番大切なのは
目の前にいる対象者の方
知識を目の前の方に当てはめるのではなくて
目の前にいる対象者の方の役に立つように
知識を活用する
いつだって
対象者の方が最前線
だから、PDCAをきちんと回すしかない
そう考えています。
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今日はある病棟の依頼で
ポジショニングをしてきました。
「いつもと全然違う」と驚かれました。
何が起こっているか
わかってないと
見た目だけ整えてることになって
やれどもやれず
になっちゃうんですよね。
認知症のある方への対応や
食事介助と
まったく同じことが違うカタチで起こっている。
そう感じました。
「何が起こっているのか」把握しないで
「どうしたらいいのか」対応を考えようとする
それじゃあ、適切なコトができるはずがない。
「理の当然」ですよね (^^;
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本日は
神奈川県社会福祉会館にて
神奈川県知的障害福祉協会さんの主催の研修会で
お話をさせていただきました。
お招きくださいました会長さん
お声かけ下さった時からずっといつもきめ細やかな対応を
してくださったYさん
どうもありがとうございました。
毎日お忙しい日々の合間をぬって
本日ご参加くださったみなさま
真剣にお話を聴いてくださり、ありがとうございました。
また
「うまいねぇ!」という対象者の方のお言葉が
一番嬉しいとおっしゃっていられたSさん
私が一番最初に勤めた施設をご存知だったHさん
どうもありがとうございました!
楽しかったです。
誤解やら、知らないためだけで
一生懸命な気持ちがあるのに
結果として良い現実にむすびつかないような現状は
本当にもったいないと感じています。
後半は、ちょっとリキ入り過ぎてしまいましたが (^^;
ちょっとでも明日からのお仕事に
お役に立てるようでしたら
私は本当に嬉しく思います。
こんなに頑張っておられる方が
こんなにいらっしゃるという現実に触れて
あぁ私も頑張らなきゃ!
と思いました。
最近、こちらの記事更新が滞っていてスミマセン。
明日からまたガンバリマス!
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