Tag: 食事介助

お知らせ「食事」セミナー@gene

まだ先の話ですが
「認知症のある方の食べることの対応」というテーマで
(株)geneさん主催のセミナーが名古屋で開催されます。

詳細はこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1486545014-978484

平成29年6月25日(日)に
名古屋金山研修センター(ゼミナールプラザ)にて開催予定です。

リハスタッフはもちろん
看護・介護職・歯科衛生士さんその他どの職種の方でも
実際に食事介助に関わっている方ならご参加できます。

ぜひ、お話を聴いて実際に体験していただきたいです。

ほんのちょっとのスプーンの扱い方の違いで
こんなにも食べ方が変わってくるのだということ
そしてその食べにくさが嚥下5相とどんな関連性があるのか
ということについてご説明します。

ご参加お待ちしております m(_ _)m

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ミニ研修会「食事介助」ご案内

平成29年3月4日(土)10:00〜12:00
曽我病院内にて「食事介助」のミニ研修会を開催します。

「認知症家族教室」というタイトルになっていますが
どなたでも参加できます。
関係職種の方は事前にご連絡をお願いしておりますが
どの職種の方でも無料でご参加いただけます。

当日は相談員さんからのミニレクチャーに続いて
「奥が深いのに知られていない食事介助のホント」についてお話します。
デモもありますし、実際に食事の介助−被介助体験も考えています。

何かご不明なことがありましたら
ご遠慮なくお問い合わせください。
病院の電話番号でも結構ですし
『 yoshiemon.atあっとgmail.com 』(あっとは変換してください)
メールでも結構です (^^)

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講演@日精看第23回学術集会

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平成28年11月27日(日)に
新潟コンベンションセンター朱鷺メッセで開催された
第23回日本精神科看護専門学術集会
【認知症看護】作業療法士から学ぶ技「食事介助を変えれば食べ方が変わる」
というテーマでお話とデモンストレーションを行ってきました。

プログラム集の14ページに私の講演の抄録が掲載されています。

日本精神科看護協会のAさんには
事前のご連絡の時からきめ細やかなご対応をいただきました。
どうもありがとうございました。

座長は日本精神科看護協会の大塚副会長さんで光栄でした。
大塚副会長さんには、とてもきめ細やかでさりげないたくさんのフォローをしていただきました。
デモンストレーションの時に初めての場面にもかかわらず
これだけきめ細やかなフォローを迅速に対応されるということに感服いたしました。
本当にどうもありがとうございました。

以前に当院で認定看護師取得のための実習に来ていた
複数の看護師さんもお話を聴きにきてくださり
お久しぶりにお会いすることができてとても嬉しかったです (^^)

抄録を読んで「この話は是非聞きたい」と会場にお越しくださった方や
入れ替え性なのに2回続けてお話を聴いてくださった方もいらして
本当に嬉しく思います。

ぜひ、職場で実践してみてください m(_ _)m

そうして
少しずつでも適切な食事介助がおこなえる人が増えていって
認知症のある方が1人でも多く
ラクに食べられるようになることを
心から願っています。

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ちなみにこちらは
会場へ向かう途中の新潟市内でみかけました。
朱鷺のポールスタンドが可愛い (^^)

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そして
ちゃんと食べてきました!
新潟名物
な、なんと!南魚沼産コシヒカリ新米ですー!!!
すっごく甘くてすっごく美味しかったー♡
お刺身も小ふぐの天ぷらも焼き魚もお味噌汁も
みんなみーんな美味しかったのですが
こんなに美味しいご飯だけでも大大大満足です☆

至福のひとときでした。。。(^^)

あら
やっぱり食べ物の話で終わってしまった。。。あれ?

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食事介助の研修@大阪、無事終了

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8月7日(日)にグランキューブ大阪にて
(株)geneさん主催の「認知症のある方への食べることの対応」セミナーが開催されました。

参加してくださったみなさま、おつかれさまでした!
運営に携わられたHさん、どうもありがとうございました!

外は真夏、猛暑に燃える大阪にて
こちらも負けじと?お話をさせていただきました (^^;

そのせいかどうか
いつもにまして、あっという間に時間が過ぎてしまった感じがしました。
もう終わりか。。。みたいな (^^;

実技があると、やっぱり楽しいですよね。
自然と参加者間で交流できちゃうし。
自分で感じると、よくわかるし。

1人でも多くの方に「本当に現実に起こっていること」を知ってほしい。

そして、1人でも多くの方が
安全に円滑に早く美味しく、できるだけ長く経口摂取できる能力を維持してほしい。

心の底から強く強く願っています。

追伸:
何人かの方に「ブログ見てます」とお声かけいただきました (^^)
アクセス数は、毎月ウェブ管的知恵袋で出るので確認してますが

やっぱり直接言われる方が実感が伴って嬉しいです (^^)
引き続き、お立ち寄りくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます m(_ _)m

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食事介助の研修会

食事介助

8月30日(木)19:00~20:50
小田原保健センターにて
食事介助の研修会でお話をいたします。

タイトルは
「本当に怖い食事介助〜あなたが知らない分かれ道〜」

ちょっと、夏バージョン過ぎたかもしれませんが (^^;
本当にこのタイトルの通りなんです。
知っているか、知らないかで全然違ってくる。

事例を通して
何が起こっていたのか、嚥下5相にそってご説明します。

現行の摂食・嚥下への対応は
脳血管障害後遺症をベースに考えられているものなので
それをそのまま超高齢者や認知症のある方に
表面的に当てはめても結果は出ません。

じゃあ、どう考えたら良いのか
その考え方をお伝えします。

最重度の認知症のある方でも
食事場面への介入だけで
食べ方が変わります。

より安全により円滑により早く
食べられるようになっていきます。

脳萎縮の少ない脳の健康な部分が多い人なら
もっと早くお互いが楽に
食べられるようになっていきます。

そのことを
1人でも多くの方にお伝えしたいと思っています。

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食べることで食べられるようになる

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その時々の状態を
的確に把握して的確に対応することで
その時々で食べられるようにしていくことで
食べ方も良くなり
少しの配慮で食べられるようになっていく

今まで一番少ない一口量は
シリンジで2ccから始めたケースがありました。
その他にも3ccとかあるし
ペムパルという栄養補助食品1本125ccを30分かけて摂取とか
お茶ゼリーコップに1杯を30分とか
当たり前によくあります (^^;

最初はお互いに大変ですけど
そういう量しか摂取できない方でも
多くの場合に通常の食事時間帯に通常の提供量が
食べられるようになっていきます。

2ccや3ccしか飲めない…ということを
認知症のある方のそういう状態像だという「原因」と認識するか
そういう状態像を来した「必然」があると認識するか
その違いは本当に大きい。

「原因」と認識している限り
食べ方を良くしていくことは難しい
結果として、脱水や低栄養や誤嚥性肺炎を予防することも
食べられるようになることも難しい
今までそういったことが「常識」や「現状」として
認識されていたのではないでしょうか?

でも本当はそうじゃない

「必然」と認識すれば
もう一度、私たちの実践を振り返り
異なる実践へのチャレンジをすることができる

その結果
重度の認知症のある方でも
もう一度安全に楽に円滑に早く
食べられるようになっていく

これは
本当に起こっていることなのです。

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POST連載記事 6

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POST
理学療法士による、リハビリ職者をめざすためのサイト
http://1post.jp

こちらに私の連載記事の最新号が掲載されました。

タイトルは
「誤介助が原因の 改善できる食べ方」
http://1post.jp/2016/06/29/demenia_ot_colum06/

こちらの記事で示した状態像のある方は
あるあるなケースです (^^;

今まではムセていなかったのに
最近よくムセる。。。という方は
早く適切に対応することによって
もう一度ムセなく食べられるようになります。

是非、記事を読んでみてください m(_ _)m

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安易な食事介助は逆効果

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ときどき、ホントに哀しくなるようなことを聞きます。

食べられる機能、状態ではないのに
そこを的確に、障害と能力の把握ができない人たちが
とにかく「食べなさい」と叱咤激励したり。。。
無理矢理食べさせたり。。。

知識と技術がないから
できることがそれしかないのだろうとは思いますが
逆効果にしかならないことは
やめてほしいとすら、思ってしまいます。

ご本人は、ちゃんと食べにくさを感じているのだから
食べにくいのはわかる
でも、大丈夫
こうしたら食べやすくなる
という方法を具体的・現実的に探して提案できることが
私たち対人援助職の仕事だと考えています。

そういう私たちがすべき努力をしないで
「食べなさい」
「食べなきゃダメよ」と言うだけだったり
無理矢理食べさせたりするのは
あまりに安易だと思うし
そんなことをしても
単に食べられなくなるのを先延ばししてるだけだし
そんな介助を受け続けていると
誤介助による誤学習によって
どんどん食べられなくなってしまいます。

プラスがないだけなら、まだしも
マイナスになってしまうんです。
そのマイナスのつけをいったい誰が払うのか
次の施設や病院のスタッフとご本人が払うなんて
なんて不合理なんだろうと腹立たしく思うことすらあります。

でも、私がすべき仕事は腹を立てることではなくて
大変でしたね
でも大丈夫
もう一度がんばって
こうしたら食べやすくなりますから
という方法論をみつけて
具体的・現実的に実践して
食べやすくなるように援助すること

認知症のある方が
「あなたの介助では私は食べにくくてイヤ」
と言葉にしないからといって
そう感じていないわけではないのです。
そんな食べにくい介助でも
必死になって食べようと合わせてくれてるんです。
そんな報われない経過のあとですら
もう一度食べやすくなろうと挑戦しているんです。

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