Tag: 食事介助

1回量の大切さ

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食事介助をする時に
スプーンにどれだけの量の食塊をのせるか
その都度その都度感じ取りながら介助しています。

1回量が多すぎるそれだけの理由で
食べにくくなってしまうことだってあります。
1回量を適切に調整することで
食べ方が変わることだってあるんです。

スプーンに山盛り食塊をすくいとったり
大きく開口するからって
山盛りスプーンにのせたりしていませんか?

口の中に入れる=食事介助
ではなくて
食べることの援助=食事介助
なんです。

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食事介助は究極のやりとり

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食事介助は究極のやりとり…ノンバーバルコミュニケーション

もちろん、対象者には何らかの食べ方の困難がある。
でも、その小さな困難を小さな困難として
維持することができるか

あるいは悪循環で大きな困難にしてしまうかは
介助する人にかかっている

対象者とのやりとり…目で観て耳で聴いて手で感じる
それが秀でている人は
究極のノンバーバルコミュニケーションである
食事介助が上手なんじゃないかな。
食べさせるんじゃなくて
食べることを援助できる人だと思う。

 

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「食べることの援助」会員外申込本日開始

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お待たせいたしました〜!
「食べることの援助」
作業虜法総合研究所主催の研修会
会員外の申込受付が本日より始まります。

嚥下はあちこちで研修会が行われていますが
果たして適切なスプーン操作について
学んだことのあるセラピストや看護介護職員がどれだけいるでしょうか?
実は、スプーン操作の適否は嚥下能力と密接に結びついています。
臨床の中で案外おろそかにされてしまいがちな
でも生命に直結している場面
そして本当はとても豊かな場面
である「食事」において
「食べることの援助」を具体的にどのように考えればよいのか
明日からの臨床に役立つようにお話したいと考えています。
作業療法士以外の職種の方でもお申し込みいただけます(^^)

詳細はこちらをご参照ください。
作業療法総合研究所http://ot-lab.org
【開催案内】http://ot-lab.org/post/317
作業療法士の方は
この機会に是非入会もご検討くださいm(_ _)m

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食べ方の問題?

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食事にはリキ入れてるよっしーです。

重度の認知症のある方でも食事介助だけで
食べ方は変わります。

脳卒中後遺症の嚥下障害のある方と
高齢者や認知症のある方の
食べ方の問題は異なります。

認知症のある方の食べ方の問題で圧倒的に多いのは
自力摂取していた方が介助を受けるようになって
しばらくしてから起こります。
喉頭挙上は良好だけど上唇でとりこめない。
上唇のとりこみ↓舌のおくりこみ↓そして最後に喉頭挙上の遅延等が起こってきます。
ここでようやく介助者が気づきます。
「最近〇〇さん、ムセが多いよね。」

ここで介助方法を見直すことができれば
上唇でのとりこみも舌のおくりこみも
改善する場合が非常に多いのです。
モチロン、喉頭挙上も。
「実は、もう経口はムリじゃないかと思っていた」
と主治医に言われたこともあります。

その方の食べ方の問題ではなく
不適切な介助に適応した結果の不適切な食べ方だった
という場合が圧倒的に多いのです。

喉頭挙上ー送り込みー上唇でのとりこみ
の順番で改善されてきます。
それぞれ重なり合ってはいますが
改善の傾向としてはこのような傾向があります。

食べ方は変わる
だから介助方法の見直しを

1人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

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食べ方は変わる

認知症のある方の
食べる機能は変わらなくても食べる能力は上がる

精神科病院の認知症治療病棟に入院する方は
BPSDだけでなく中核症状も重度だけど
それでも、食べ方は変わるんです。

脳の萎縮がもっと少なければ
より健康な能力が保たれている時であれば
もっと負担なくもっとラクに食べ方が変わるはず。

そのことをたくさんの人に知ってほしい。
「食事」という場を見直してほしいと切に願っています。

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スプーン操作はリズムも大事

食事介助のスプーン操作はリズムも大事。

たとえば、こんな風に

(口元でいったん止めて) ピタッ
(相手が開口して)    パカッ
(スプーンの背を当てて)    ピトッ
(ちょっと下方に押す)  グッ

言うは易し行うは難し

何回もトレーニングしてみてください。

 

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「認知症ケア最前線」連載開始

「認知症ケア最前線」という隔月誌で
食事介助に関する連載が始まりました。
私の担当は、76pからの「食事ケア編」です。
http://gurukea.com

よかったらご覧になってみてくださいm(_ _)m

 

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研修会のお知らせ「食事」

まだまだ先の話ですが
平成25年9月に食事に関する研修会が開催されます。

認知症のある方や高齢者への食事介助について
セラピストも看護介護職員も養成過程において
望ましい食事介助の方法やしてはいけない介助方法を
学ぶことがほとんどないのが現状です。

嚥下のことは気にされていても
どのような食べ方をしているのか、把握できていない
スプーン操作をコントロールしないままに介助している
という現実があります。

詳細は4月以降に決定されますが
ADLの最後の砦でもあり
生命に直結している「食事」について
なかなかありそうでない内容
現場で必要な内容だと自負しております。
ぜひ、ご参加をご検討いただければと思います。

詳細はこちらへ
「作業療法総合研究所」

会員(入会・年会費無料)になると
確実迅速に研修会開催情報をゲットできますよ(^^)

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