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みんなの体操(8)



私は体操を2種類おこなっています。
ラジオ体操第1とみんなの体操
そして、その後に発声練習をしています。
大きな声を出していただくのです。
それから、思いっきり背伸びをして最後に首を回す運動をします。

動いた心は、大きな声を出すことによって
不合理ではない心の動きの方向性を提示します。
思いっきり背伸びをすると、リラックスしやすくなります。
首を回すときには、自然と口を閉じておこなうものです。

最初から静かに、落ち着いて…という状態を作り出すことは難しいのです。
対比として、「静かな」「落ち着いた」状態とは
反対の状態を敢えて体験していただくことで
「静かな」「落ち着いた」状態に移行しやすくなります。

力を抜いて…という指示よりも
一度思いっきり力を入れてからのほうが
力を抜きやすくなるものです。

それから、
落ち着いた状態の時の身体の動きを提示すると
結果として、心も落ち着くのではないか
…と考えて一連の過程をおこなっています。

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みんなの体操(7)



ただし、注意も必要です。

体操する…身体を動かすことで心も動きます。

体操終了後、すぐに解散すると
無自覚に抑圧されていた感情も動き出すことがあります。

体操後に落ち着かなくなってしまう
…というような方もいるのではないでしょうか。

ワンクッション置いて
クールダウンの過程を体験することが大事だと考えています。

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みんなの体操を活用(6)



みんなで同じ場で同じ課題を共有することで
一体感、安心感を醸成しやすくなり
「場」が安定します。

かつての共同体体験の
良い面を良い方向性で活用することができます。

お年寄り同士が共同して体験するということが
今、お互いを支え合うこと
かつて、支え合っていたことを
体験し直すことにつながります。

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みんなの体操を活用(5)



状態の推移に伴って
認知症のある方が利用される施設を
移動されることはよくあります。

認知症のある方にとって
環境の変化はとても大きいものです。

物理的な環境
対応する人
ともに過ごす利用者の方々

何か知っている
聞いたことがある
見たことがある

具体的体験を続けることができるということは
異なる環境下において
不安な気持ちでいる方にとって
現実を結ぶアンカー、楔としての機能も果たしてくれます。

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みんなの体操を活用(4)



現実に何かできることがある

それはとても大切なこと
心身のエネルギーを
現実の中で良い方向性で使うことは
日中の長い時間を持て余し気味な方にとっては
要請されることの1つでもあります。

施設で繰り返し体験したことは
自宅においても
できる、する
ことへのハードルを下げることにつながります。

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みんなの体操を活用(3)



認知症のある方は
なかなか新しいことは覚えられません。

過去に何回か反復して体験したことは
行いやすいものです。

元気なうちに
「みんなの体操」

もしも、認知症が進行してしまっても
かつてやっていたことなら
少しは身体を動かしやすいからです。

 

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みんなの体操を活用(2)



認知症の中核症状が重度の方でも
ラジオ体操第1は、多くの方がおこなえます。

体操することが困難な方でも
曲のリズムに合わせて
手拍子したり、身体を揺すったりする方も
少なくありません。

それだけ、ラジオ体操第1が
身に染みついた
手続き記憶となっているのだと思います。

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みんなの体操を活用(1)



NHKのみんなの体操

施設で積極的にとりいれるのって
どうでしょう?

施設では、なんらかの形で集団体操が
行われていると思います。

そこに、みんなの体操も付け加える

時間にしたら5分もかからないから
検討の余地はあるんじゃないかしら?

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