Tag: コミュニケーション

食べ方は変わる

認知症のある方の
食べる機能は変わらなくても食べる能力は上がる

精神科病院の認知症治療病棟に入院する方は
BPSDだけでなく中核症状も重度だけど
それでも、食べ方は変わるんです。

脳の萎縮がもっと少なければ
より健康な能力が保たれている時であれば
もっと負担なくもっとラクに食べ方が変わるはず。

そのことをたくさんの人に知ってほしい。
「食事」という場を見直してほしいと切に願っています。

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よっぽど。。。

90を超えるAさんが
「星影のワルツ」の1番を歌い終えて一言。

「よっぽど好きだったんだねぇ」

90過ぎて「星影のワルツ」歌えることもすごいけど
歌の情景を思い描きつつ歌えるAさん、すごい。

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小田原OT勉強会

私は小田原OT勉強会を主催しています。
小田原でやっているOT主催の勉強会だから
小田原OT勉強会 (^^)
なんて安易なネーミング。。。(^^;
と思わないこともありませんが
覚えやすくて良いかも。と思ったり。

この記事が掲載される頃は
会場としてお借りしている国際医療福祉大学で
小田原OT勉強会の真っ最中。のはずです。

昔、職場でよくあったような
仕事終わりに残って先輩がたから
仕事のことを教えてもらったり
体験談を聞かせてもらったり
小田原OT勉強会は
雰囲気的には、そういう場をねらっています。
そういう「場」って今は少ないでしょう?

誰でも参加可能
分野も問わない
経験年数も問わない
主義主張も問わない

ただ、今、「自分が最も気になる」こと
を伝え、聞き、話す「場」

「つながる」ポイントはそこだけ。

事前申込も不要です。
OT以外の人でも
ふらっとお立ち寄りいただける
ふだん着の勉強会でありながら
生まれたてホヤホヤのアイデアや考え方
臨床最前線の知見あふれる勉強会
になったらいいなぁ!と思っています。

毎月第2水曜日に開催されます。
(今年度は8月9月3月はお休みです)
詳細は県士会サイトに掲載されるので
ご参照の上ぜひいらしてくださいm(_ _)m

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声で威圧しない

私が講演をした時に
「声がいい」
「声がすっと頭の中に入ってくる」
という感想を寄せられることがあります m(_ _)m

そういう感想はとても嬉しくて
というのも
声で参加者を威圧しないように
声で参加者をcontrolしないように
気をつけているからなんです。

職業柄、「声」にはとても気をつけています。

私は、対象者の方をcontrolしたいんじゃない。
私は、研修会参加者をcontrolしたいんじゃない。

それぞれの場で
自分の目で見て
自分の耳で聞いて
自分のココロで感じて
自分のアタマで判断してほしい

実は、無自覚のうちに
controlされたがっている人は少なくない 。
と感じています。

でも、私が声を届けたいのは
他者をcontrolしまいとして、苦しんだり困ったりしている人

私の講演やこのコンテンツが
そのような人の支えにほんのちょっとでもなれば
私はすごく嬉しい。
かつて、もがき苦しんでいた過去の私はすごく嬉しい。

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退院支援・在宅支援

認知症のある方の
退院支援・在宅支援を考える時に
欠かせないのは家族評価

ご家族だって
生きてきたように年をとっているし
ないものねだりはできない

一方的にこちらが情報を提供するのではなくて
ご家族の強みを活かして
できることを積み重ねていくことが大切だと思う

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スプーン操作はリズムも大事

食事介助のスプーン操作はリズムも大事。

たとえば、こんな風に

(口元でいったん止めて) ピタッ
(相手が開口して)    パカッ
(スプーンの背を当てて)    ピトッ
(ちょっと下方に押す)  グッ

言うは易し行うは難し

何回もトレーニングしてみてください。

 

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雑感

 

表現って、やっかいなもので
当人が意図して語ったはずのことが
当人が気づいていなかったその人をあぶり出してしまうことがある。

だからこそ怖くて
だからこそ安心なんだけど

「書は人なり」

一朝一夕には加工できない。

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今のウェブ管大好き☆

私は神奈川県作業療法士会のウェブサイト管理委員の一員でもあります。

私自身が講演の依頼を受けることも多いですが
自分の勉強のために研修にもたくさん参加しています。
研修会の時に隣り合った人とお話していて
「神奈川のサイトって凄いですよね」
「いつもみてますよ」
「サイトの作り方を参考にしてます」
などというお声をかけていただけると
ウェブ管の一員としてはとても誇らしい気持ちになります(@^^@)

神奈川士会のサイトの「ウリ」の1つは
「いつでも誰でもどこからでも全てのコンテンツにアクセスすることができる」です。

これは一見、県士会員への不利益のように見えるかもですが
(あちこちでよくみかける
会員専用コンテンツ・会員限定コンテンツは1つもないので)
実は、長期的な視野に立ってよく練られた戦略の一貫としてオープンになっているんですね。

県士会は県内OTのためだけの組織じゃありません。
職能団体ですから。
それはちゃんと記載されています。
職能団体としての機能をウェブサイトを手段とする立場で発揮するのがウェブサイト管理委員会です。

たとえば
この「月刊よっしーワールド」もおかげさまで
「すごく役立つ」「大切なことが書いてある」と
ご好評をいただいています。
ネタ的には、研修会に出かけなくても家にいながらにして
無料でそれなりの情報をゲットしてもらえると自負もしています。

それも、県士会の職能団体としての意義
ウェブサイト管理委員会のスタンスをふまえて
閲覧制限をかけずに公開しているんです。
(考えもなしでやってるワケではないです)

私は今のウェブ管が大好きです☆
スタンスを明確にして適切な方法論を選択しているからなんです。
しかも徹底している。
これはねーなかなかできないことです。
さらっとやってるから
しかも大上段に構えてなんてやってないから
わからないかも。だけど。

「神奈川県士会サイト」の 評判がよいのも
確かにコンテンツの質・量ともに群を抜いていると思いますが
本当にスゴイのは、その戦略・立ち位置・スタンスなんです。

私は今のウェブサイト管理委員会の一員として
ウェブサイト管理委員会が所属する県士会の一員として
仕事ができることを誇りに思っています。

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