Category: よっしーずボイス(ブログ)

「ねぇ!」

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言語表現力が限定していて
自分の気持ちや考えを伝える能力が限られている

つまり、「使える言葉」が限定していたとしたら

たとえば、
「使える言葉」が「ねぇ!」だけだったとしたら

「ねぇ」と呼びかけて即応してもらえなかったとしたら

呼びかけ続けようとして
「ねぇ」という言葉を
だんだん大きな声で
繰り返し言うことになってしまうのかも

他の言葉が使えないのであれば
できることは
より大きな声で
繰り返すことが表現手段になるのかも

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わくわく☆

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オーダーメイドの退院支援、ご家族支援めざして
ワーキンググループが立ち上がります(^^)

汎用性があり
検討過程の見える化を図りつつ
オーダーメイドの支援を支える
フォーマットができたら…いいな☆

準備段階から多職種で検討することが
その後の支援の円滑化にもつながります。
(老健にいる時のリハマネ加算導入で実感しました)

わくわくしながら
新しい仕事に取り組めるのは
すっごく嬉しいです(^^)

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セミナー情報 11月3日東京会場

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平成25年11月3日(日)
東京都中央区にある日本印刷会館で
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価」
というタイトルでセミナーが開催されます。

主催は合同会社geneさん。
東京会場では今年の1月に続き、2度目の開催となります。
昨年からバージョンアップした内容でお届けいたします(^^)

詳細はこちらをご参照ください。
「合同会社gene」>セミナー情報
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1369386020-794334

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全部求められる

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認知症のある方へのリハを提供するにあたって
身体的な知識も精神的な知識も発達の知識も
全部求められる。
鍛えられます。

リハの知識にとどまらず
「知」がどれだけ血肉となっているのか
滲み出てしまうし

こわくて、難しくて、おもしろくて、鍛えられる
そういう「場」です。

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伝えられてしまうもの

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もちろん、近年、実習地では合否判定をしない
という養成校だってあるけど
到達目標に対する達成度判断までなくなったわけじゃない。

「私は実習落とさないから」
と言ったということは
合否判定のある養成校の学生を受けていたということだし
そういう言葉でバイザーが本当に伝えたかったのは
緊張するな。リラックスして全力発揮しろ。
なのだとは思うのだけど
意図せずに、暗に、でも、明確に実習生に伝えてしまったのは
(自分自身にも表明してしまったのは)
私は、そこまで言わなければ実習生の緊張をほぐし能力発揮できるような指導はできません。
自分の指導能力不足をルールを曲解することでしのいでいます。
実習生に対しても
そこまで言わなければあなたはリラックスして能力発揮できないでしょう
って言ってるってことと同義なのに。。。

つまり、
表面的には良い言葉と受けとめられている言葉の真意は
バイザー自身に対しても
実習生に対しても
本当は「信頼」の欠如した言葉なのだということ。

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「実習で落とさない」

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「実習で落とさないから」

実習開始時にこう言い渡すバイザーが多いらしい。

そう言っている指導経験者に複数会ったことがあるし
言われたことのある人にも複数会ったことがある。

私が非常に危機意識を感じるのは
言う側の人も言われた側の人も
この言葉は良い言葉だ…と感じていること。
そこが心底恐ろしい。。。

だって、到達目標はない
って言ってるのと同じなんだよ。

たとえば、パイロットの養成過程において
養成開始時に「私は落とさないから大丈夫」
なんて言うだろうか?
むしろ、逆なんじゃないだろうか?
ここまでできたら受かる。
大変だけど頑張れ。

ゴールはないよ。
と言うんじゃないくて
ゴールを明確に示すんじゃないのかな?

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判断と事実

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昨日までの例で言えば
水分を飲みたがらない…というのは、
こちらの判断であって事実ではない。

事実を確認できる余地がまだあるのに
それをせずに判断してしまっていることって
とても多いように感じています。

事実を確認できるためには観察が必要。
観察できるためには知識が必要。

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水分を飲みたがらない?

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たとえば
水分を飲みたがらない
と言われている方が
実は、飲みたくても飲めない
というようなケースも往々にしてあります。

コップという対象の認知ができない場合もあります。
たいていの施設や病院で使っているコップは
自宅で使うようなガラスのコップでもないし
陶器の湯のみ茶碗でもないからわかりにくいかも。ですね。

また、仮にコップを持って口に運び飲むという
見た目の動作ができても
実は、筋緊張が逆方向に働いていて
結果として飲もうとしているのに飲めない
混乱と不安で動作をやめてしまう
という場合もあります。

水分を飲みたがらない。のではなくて
水分を飲めない。ということを
把握できるかできないかの違いは
その後の対応に大きく影響してしまいます。

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