Category: よっしーずボイス(ブログ)

作業療法総合研究所さん主催の
「食べることの援助」研修会が無事終了しました〜!
会場をお貸しくださいました虎ノ門病院の方
運営にあたられたスタッフの方
そして「食事」について
重要視されていない現状にもかかわらず
貴重なお時間を割いて参加してくださった方
どうもありがとうございましたm(_ _)m
食事介助は誤解されています。
口の中に食塊を入れることができなくなったから
口の中に食塊を入れてあげればいい
ムセなければOK
ムセるのは対象者の障害で介助方法は無関係
そのように誤解されています。
でも決してそうじゃない。
最も重度の認知症のある方でも
平日一回介助を変えるだけで
食べ方が変わる。
そのくらい「食べる」潜在能力をもっていて
介助する側が知識がないために
潜在能力を発揮していただくことができない
それが現実に起こっていることなのです。
このことを伝える「場」を与えてくださって
本当にどうもありがとうございました。
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日が暮れるのも早くなり
朝晩はめっきり涼しくなり
虫の音も風に乗って響き合う今日この頃
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は暑かったですから
(過去形になることを祈りつつ書いています)
涼しくなってから、猛暑の疲れが一気に出ることもあります。
特にお年寄りの場合。。。
涼しくなるとホッとして
いろんなことの気も抜けがちですが
どうぞ体調管理には引き続きお気をつけください。
もちろん、日々お忙しくお過ごしのみなさまも
くれぐれもご自愛くださいm(_ _)m
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非薬物療法と薬物療法は車の両輪。
どちらも大事。
非薬物療法が有効に機能して初めて
薬物療法を活用することができる。
非薬物療法が有効に機能しなければ
薬物療法に依存しなければならなくなってしまう。
そんな状況は誰にとっても哀しいことでしかない。
だとしたら
非薬物療法の有効性を現実に具体的に
示せるようにならなければ。。。
その思いを新たにしました。
中日メディカルサイト つなごう医療
「認知症の周辺症状治療 向精神薬使用に指針」
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130904142947279
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合同会社geneさん主催で
平成25年9月22日(日)福岡建設会館にて
「認知症のある方への対応と評価」が開催されます。
まだお席に若干余裕がありそうですので
ご縁のある方は、お早めにどうぞm(_ _)m
詳細はこちらをご参照ください。
合同会社gene
http://www.gene-llc.jp
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価
福岡会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1363399594-882637
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介助者は短期記憶が保たれていますので
(保たれているということが当たり前なので)
自分には短期記憶があるということを実感しにくいものです。
だから、短期記憶が低下している状態をなかなか想像できません。
先の例では
「ちゃんと声をかけてから動作誘導までしたのに
突然怒り出した〇〇さん」という受けとめ方になりがちです。
表面に現れた事象だけを切り取って
受けとめてしまいがちです。
記憶の連続性が低下している認知症のある方が
局面だけ切り取って理解するように
記憶の連続性がある故にこそ介助者が
局面だけ切り取って理解してしまう。
そういうことがいろいろな場面で起こっています。
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短期記憶が著明に低下している方は
座ってと言われた瞬間は理解できているけれど
いざ、座ろうとして身体の向きを変えて
視界からイスが見えなくなったら
イスの存在を「忘れてしまう」
動作誘導をされた時には
座るためにしゃがむんだ…ということを
「忘れている」ので
動作誘導が動作誘導として理解されずに
「押される」として受けとめてしまいます。
そしたら、当然嫌がりますよね。
ひっくり返りそうで怖いですもの。
ところが、このような場面を
介助者がどのように受けとめるかというと…
続きはまた明日!
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認知症のある方の症状が
どんな風に暮らしの困難となって現れているのか
介助者が本当にはわかっていないことによって
悪循環になってしまっていることって
すごくたくさんあります。
症状そのものは知っている
目の前に起こっていることは見えている
でも、起こっていることと症状とを
結びつけて考えることができない。という…
たとえば
「イスに座って」と声をかけたら
「はい」って言われたのに
座っていただくために動作誘導をしたら
突然怒り出してしまった。とか。
さて、何が起こっていたのでしょうか?
続きは明日!
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来月、9月8日(日)13:00〜16:15
東京都港区にある虎ノ門病院の3階講堂にて
「食べる」ことの援助−今起こっていることと今後への提案−
という研修会が作業療法総合研究所さんの主催で開催されます。
作業療法士でなくても神奈川県以外の方でも参加可能です。
食事という場面は、生命に直結しているにもかかわらず
介護でも看護でもリハ職でも
卒前においても、卒後の研修においても
きちんと学びの場が用意されていないのが現状です。
「飲込みの確認」と「相手のペースに合わせて介助する」
たいていの方はこの2つくらいしか教わっていないのではないでしょうか。
望ましいスプーン操作としてはいけない操作を
教わりましたでしょうか?
指導されなければ、食事の場で何が起こっているのか
わからない。
でも、教えてもらえれば、何が起こっているのか
わかるようになります。
食事介助で困っている方はもちろん
「食べさせる」ことに自信がある方にも
ぜひ、ご参加いただきたいと思っています。
食事は生命に直結している場です。
食事は究極の手続き記憶です。
重度の認知症のある方でも
食事介助だけで食べ方が変わります。
詳細は、作業療法総合研究所
【開催案内】にてご確認ください。
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