Category: よっしーずボイス(ブログ)

視点の変換・発想の転換

相手を直接的に変えようとするのは「修正」「改善」

「修正」も
「改善」も
どこかで「理想像」から「現状」を
差し引きマイナスで見ているということ。
つまり、「現状」の否定が行われている。

そのような意図で行われるものに対しては
「拒否反応」がはたらく。

けれど
相手の状況を変えるということは
現状を否定してはいないから
状況に要請されて相手の内部から「能動的変化」が起こる。

相手を直接的に変えるのではなく
結果として変わるように
相手の状況を変える。

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研修会のお知らせ「認知症」

まだまだ先の話ですが。の第2弾!
平成25年9月22日(日)福岡で
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価」
という研修会が合同会社geneさん主催で開催されます。

詳細は
合同会社geneさんのサイト
http://www.gene-llc.jp
をご参照ください。

今ならトップページの最新セミナー情報からご覧になれます。

合同会社geneさんの研修会運営は本当にすばらしいです。
例えて言うなら
美味しいお食事を一番美味しく食べていただくために
という工夫や対応が細部まで徹底されています。

講師をお引き受けする私も
もっと美味しいお食事を作るぞ!と自然に思わされます。
お食事は、美味しくなくちゃ。ですけれど
見た目や匂い…食べようとする、食べたくなる工夫も大事ですよね。

講演も同じところがあると考えています。
内容が第一ですけれど
内容を伝える表現が伴わないと
伝えたいはずの内容も伝えることができない。

相手に届いて初めて始まる

内容と表現

ガンバリマス(^^)

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研修会のお知らせ「食事」

まだまだ先の話ですが
平成25年9月に食事に関する研修会が開催されます。

認知症のある方や高齢者への食事介助について
セラピストも看護介護職員も養成過程において
望ましい食事介助の方法やしてはいけない介助方法を
学ぶことがほとんどないのが現状です。

嚥下のことは気にされていても
どのような食べ方をしているのか、把握できていない
スプーン操作をコントロールしないままに介助している
という現実があります。

詳細は4月以降に決定されますが
ADLの最後の砦でもあり
生命に直結している「食事」について
なかなかありそうでない内容
現場で必要な内容だと自負しております。
ぜひ、ご参加をご検討いただければと思います。

詳細はこちらへ
「作業療法総合研究所」

会員(入会・年会費無料)になると
確実迅速に研修会開催情報をゲットできますよ(^^)

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共感のカン違い

共感する…ってことは
相手に引きづられることじゃない。

共感が目的じゃなくて
対象者にとってプラスになることをできるために
その一つの手段として共感がある

ただ単に相手に巻き込まれてるだけなのを
共感性が高いと認識してちゃマズイよ(^^;

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どこまでわかった?

「どこがわからないの?」
実習生に対して私はこんな風には問いかけません。

「どこまでわかった?」
私が問いかけるとしたらこういう風に問います。

私にだって
わからないことが無数にあって
だからこそわからないことをわかってはいない。
わからないことを自覚しろ
…っていうのは論理的に無理かと(^^;

でも
わかっていることなら明確に言語化できます。
ただ単に
わかっているつもりになっていたことなら
言語化が曖昧になります。

どこがわからないポイントなのか
それを把握するのは指導者の役目だと考えています。

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情報交換の大切さ

当院は電子カルテ化されて
多職種との情報交換・共有がとても円滑になったけれど
スキマ情報って観ていない人が記載することはまずないから
必ず直接やりとりすることも重ねています。

逆に
観てくれる人がいることを願って
スキマ情報も必ず記載するようにしています。

敢えて
こちらからスキマ情報を直接提示してもいます。
(受け取り方は人それぞれ。ですけどね)

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情報収集のスキマこそ有用

意図した目的の答えではない答えから
ホントのことがわかるヒントになったりする。

そういうスキマ情報って
とっても大切。

直接的な答えだけではなく
間接的な「情報」を積み重ねていくと
ご家族の人となりや暮らしぶりや
医療・保健・福祉サービス提供者との関係性が
かいま見られることって多々あります。

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家族評価は大事

ご自宅に帰る方なら
家族評価は大事

直接的な言葉のやりとりだけではなく
OTは変化球を投げられるから
能力と困難と特性の情報を積み重ねやすい

ないものねだりはできない
対象者の方だけでなく
ご家族に対しても言えること

ご家族ができること
得意なパターンの把握は援助に役立つし
困難の把握は批判するためではなくて
ご家族の困難を補うために必要

変化球も投げられる
OTのこの特性を活用できると
とても有効だと感じています。

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