Tag: リハビリテーション

セミナー案内「食事介助実技」

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平成27年3月29日(日)名古屋国際会議場にて
合同会社geneさん主催で
「認知症のある方の食べることへの対応」
というテーマでセミナーが開催されます。

してはいけないスプーン操作
望ましいスプーン操作を知らないために
結果として不適切な食事介助になってしまっている
という現状は本当にもったいないと感じています。

食事介助が招いてしまっている誤嚥性肺炎があると
感じています。
だとしたら余分な誤嚥性肺炎を
なくすことは可能です。

食事場面でのBPSDと思われていた方が
実は食べ方の問題…ひいては食事介助の問題
ということも少なくありません。
だとしたら薬物療法ではなく介助で改善することが可能です。

安全にラクにスムーズに早く
食べられるようになった事例を紹介しながら
食事介助の考え方と視点の変換を中心に
具体的な方法についてもご説明いたします。

スプーン操作やコップ操作について
じっくりと実技で「具体的に」練習できます!

全介助の方だけでなく
自力摂取のためのスプーンの工夫についても
具体的にご説明いたします。

リハスタッフはモチロン
看護・介護職の方でもどの職種の方でもご参加いただけます。

詳細・お申込はこちらから。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421721432-587034

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倫理・道徳ではなく知識と技術で

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私の講演内容は
現在は珍しいかもしれません。

認知症のある方への対応について
「優しく」「楽しく」「親切に」「相手を否定しない」等の
ギョーカイでよく言われているようなコトは一切言いません。

認知症は脳の病気によって
さまざまな暮らしの困難が引き起こされます。

決して寂しい病でも、構ってほしい病でもありません。

対人援助職としての基本は必要ですが
倫理・道徳的な態度だけで
脳卒中後遺症のある方の
運動麻痺やADLが改善するわけがないのと同様に
倫理・道徳的な態度を極めても、それだけで
認知症のある方の暮らしの困難が改善するわけがないのです。

必要なのは知識と技術であり
いかにそれらを日々の暮らしの中で活用できるのか
ということが問われているのだと考えています。

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実技演習ありのセミナー

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「にわかには信じ難い」
そう思われても仕方のない現実があるとも思います。

でも、もしも
「そういえば
確かにスプーン操作ってちゃんと教えてもらった記憶がない」
「そういえば
自分は食事介助の時にムセの有無しか気にしてない」
「そういえば
自分はどうやって口の中に食べ物を入れようとしか
考えていなかった」
と思ったのであれば是非オススメします。

実技演習アリのセミナー

「相手の食べ方をよく観察しましょう」
なんて抽象的な実技演習ではありません!
「してはいけないスプーン操作」と
「望ましいスプーン操作」の違いを具体的に体感できます。

「BPSD・生活障害を改善する対応の工夫」
http://www.nissoken.com/s/13965/index.html

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今のままじゃもったいない

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すっごくそう感じています。

私たちがスプーン操作にちょっと気をつけるだけで
食べにくかった方が食べやすくなり
介助する人も介助しやすくなり
肺炎のための治療費や入院のためのアレコレがいらなくなり
まさに「客よし、店よし、世間よし」な状態になれるのに
(少なくとも現状よりもずっと近づけるのに)

教わってこなかったが故に
知らないがために
食べにくい思いをしながらも我慢して食べる方がいて
食べさせにくい思いをしながらも食べさせて
治療費や入院のためのアレコレがかかり

こんなのって、ほっんとうにもったいない!

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誤嚥性肺炎はもっと減らせる

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食形態の工夫も
口腔ケアも大切
もう1つ大切なのに実はあんまり知られていないのが
スプーン操作 !

望ましいスプーン操作、してはいけないスプーン操作
の違いをご存知でしょうか?

HDS-R(長谷川式)が0点や実施困難な
最重度の認知症のある方でも
スプーン操作に気をつけるだけで
食べ方が変わるんです。

誤嚥性肺炎になっても
介助に気をつけることで
肺炎を再燃させずに
CRP(炎症の目安)も陰性化したままで
もう一度食べられるようになる方が多いんです。

誤嚥性肺炎は今よりもっと減らせると感じています。

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退院時サマリー

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退院時サマリーは
退院先と認知症のある方とによって
ちょっと書き方を変えたりしています。

状態像の概要を書いて
対応のポイントを概念と具体例を書く程度のこともあれば
ちょっと変わった変性疾患のある方や
対応についていろいろな場面で工夫が必要な方の場合には
状態像だけでなくて、対応のポイントについて
具体例をかなりたくさん書いてから
その意味することを書いたりもします。

認知症のある方にとって
環境の変化は大変なこと。
でも見方を変えると、環境変化を認識できている
ということにもなる。
だからこそ、退院先の職員が少しでもラクになるように
それは、認知症のある方にとっても負担が減ることにもなるから。

退院された方が退院先でも
「お元気でお過ごしですよ」って聞くと、すっごく嬉しい。

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リハのレディネスを作る

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認知症治療病棟に勤務する作業療法士として
身体的なリハも行います。

でも、身体的なリハの実施そのものが目的ではなくて
身体的なリハも受けられるようなレディネスを作る
ということの方を優先しています。

次の施設(老健や訪問リハなど)で
リハを受けられるような心身の状態像になる
あるいは、認知しやすい状況を明確化し
次の施設のリハスタッフへ伝える

認知症治療病棟は早期退院をめざすところだから

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援助って何?

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これはずーーーっと考えてきた。

援助って何?
援助ができたってどうやって判断するの?

自分としては、相当、考えてきたと思う。

具体的に現実的に役に立つということは
どういうことなのか。。。

結局は
評価と目標設定に尽きるんじゃないかと。

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