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平成28年11月27日(日)に
新潟コンベンションセンター朱鷺メッセで開催された
第23回日本精神科看護専門学術集会で
【認知症看護】作業療法士から学ぶ技「食事介助を変えれば食べ方が変わる」
というテーマでお話とデモンストレーションを行ってきました。
プログラム集の14ページに私の講演の抄録が掲載されています。
日本精神科看護協会のAさんには
事前のご連絡の時からきめ細やかなご対応をいただきました。
どうもありがとうございました。
座長は日本精神科看護協会の大塚副会長さんで光栄でした。
大塚副会長さんには、とてもきめ細やかでさりげないたくさんのフォローをしていただきました。
デモンストレーションの時に初めての場面にもかかわらず
これだけきめ細やかなフォローを迅速に対応されるということに感服いたしました。
本当にどうもありがとうございました。
以前に当院で認定看護師取得のための実習に来ていた
複数の看護師さんもお話を聴きにきてくださり
お久しぶりにお会いすることができてとても嬉しかったです (^^)
抄録を読んで「この話は是非聞きたい」と会場にお越しくださった方や
入れ替え性なのに2回続けてお話を聴いてくださった方もいらして
本当に嬉しく思います。
ぜひ、職場で実践してみてください m(_ _)m
そうして
少しずつでも適切な食事介助がおこなえる人が増えていって
認知症のある方が1人でも多く
ラクに食べられるようになることを
心から願っています。

ちなみにこちらは
会場へ向かう途中の新潟市内でみかけました。
朱鷺のポールスタンドが可愛い (^^)

そして
ちゃんと食べてきました!
新潟名物
な、なんと!南魚沼産コシヒカリ新米ですー!!!
すっごく甘くてすっごく美味しかったー♡
お刺身も小ふぐの天ぷらも焼き魚もお味噌汁も
みんなみーんな美味しかったのですが
こんなに美味しいご飯だけでも大大大満足です☆
至福のひとときでした。。。(^^)
あら
やっぱり食べ物の話で終わってしまった。。。あれ?
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いろいろなところに出かけて
いろいろな方に出会えて
いろいろなお話を聞くことができるのは
とてもありがたいことです。
その人の主張されるお話を聴いていると
その人が言葉にしていない
根底にある考え方が透けてくるように感じます。
認知症のある方に対して
〇〇という方法論をとるというお話の前提として
その人は認知症のある方をこんな風に捉えている
だから〇〇という方法論をとるというお話をされているのだ
ということがよくわかります。
いろいろな立場があって
いろいろな考え方があるのでしょうけれど
私は信頼をベースに置いている考え方が好き。
性に合うんです。
紙は細部に宿りたまふ。
この考え方も好き。
私は作業療法士だから
「体験」をともにすることで
その人を理解しやすいです。
表現と実践
主張と考え方
逆に言えば
私自身もこんな風に書くということや話すという体験を通して
自分自身をさらしていることにもなるわけで
それは恐ろしい一面でもあるけれど
そういった体験を通して鍛えられている一面もまたあります。
自分自身の立ち位置という根本を
問い返され、吟味を要求される。
どうしたって表現の過程で
日頃の実践が透けてみえるわけで
問われているのは日頃の実践と
その実践を為すにあたっての自分の根本的な考え方なのだと
しみじみと感じています。
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その最たるものがスポーツだと思う。
でもリハの世界も同じ。だと思う。
結果を出すこと。
誰の目にも明らかなくらい
対象者の方が良くなるように
そんな関わりができるように。
モチロン、ないものねだりはできないけれど
埋もれていて表面に現れていない能力ってたくさんある。
講演後の質疑応答で必ずといっていいくらい受ける質問の中に
「多職種との協力関係をどうやって築いたらいいでしょう?」
というものがあります。
それはいろいろ気をつけることはたくさんありますが
巷間もろもろ言われていることよりも
まず、第一に自分がスキルアップすることだと伝えています。
対象者の方に対して
30%しかできない人の集まりの中で
もしも自分が50%できるようになったとしたら
他の人を50%に引き上げることよりも
自分が90%できるようになることの方が大切なんだと。
多職種との協力という手段は
対象者のためにという目的のため。
手段を目的化して本来の目的を見失ってはいけないと思う。
ここで対象者の立場に立ってみれば
30%できる人が9人いて残り1人が50%できたとしたら
50%できる人が10人になることを目指すよりも
9人が30%しかできなかったとしても
90%できる人が1人でもいた方がずっといいんです。
だって食事介助の場面だとしたら
その1人の時には
全然食べやすさが違います。
自分の能力がないせいではなくて
相手によって自分の食べやすさが違うという体験ができます。
自分自身への希望、信頼を実感できます。
たった1人が変わることで
その人にとっては世界が変わるも同然です。
そしてそのような関わりができたとしたら
その人の能力と可能性に目を見開かされるような体験になる。
人間って凄いな。
身体って凄いな。
それは私自身の励まし、支えにもなっています。
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なぜだか、今でもよく覚えていて忘れられないことの中に
臨床1年目の自分の姿があります。
To Do リストを作って
いつまでに何をするか書き出しておくけど
いっこうにそのリストが減らないどころか増えるばかり。。。
担当していた子ども達が毎日夢の中に出てきて
(その時には発達の分野で働いていた)
自分の知識と技術のなさに焦りまくり
手当たり次第に本を読み、研修に出かけ、気持ちばかり焦っていた日々
そんな私でした。。。(^^;
今でこそ
「仕事が早い」と言われるようになり
「明確でわかりやすい」「明日からの臨床に役に立つ」講演だったと言われるようになり
何よりも対象者の方の評価にもとづいた実践が多少なりともできていると自負できるようになりましたが
かつての私は本当に情けない。。。
ただただ必死なだけの作業療法士でした。。。
ですが
そんな私でも今いくらかでも現実的に具体的に誰かの役に立てるような作業療法士になれました。
そんな私でも努力の積み重ねで成長できました。
今の学生よりも当時の私の方がはるかに知識も技術もなかったと思う。
だから
今もがきまくっている人がいるとしたら
絶対大丈夫だと伝えたい。
努力がムダになることなんて絶対にないから頑張ってほしい。
そういうことを実感をもって伝えられるんだと思う。
社会人1年目というだけで学生の時の1日の過ごし方とは全然違うし
自分で1人暮らしをしているならなおさら違うし
1人の作業療法士として対象者に関わる責任の重さをひしひしと感じるだろうし
だけど、やるっきゃない。のですよ。
その時その時の自分にできることを。
それはたとえ経験を積み重ねた今も変わらない。
いつの時も
あの時の自分ではできなかったことが今できるようになったとしても
今の自分にはできないことが必ずある。
その悔しさ情けなさは
将来の自分が晴らすしかない。
そして将来の誰かに晴らしてもらうしかない。
どうぞよろしくお願いします。
とは言っても
まだまだ私もガンバリますよー!
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平成28年11月20日(日)に
小田原合同庁舎で開催された
神奈川県歯科衛生士会湘南支部主催の研修会で
「介助を変えれば食べ方が変わる」というテーマでお話をしてきました。
支部長のFさんはじめみなさまに大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。
日本歯科衛生士連盟の会長さんもいらしてくださり光栄です。
開始前から
歯科衛生士会のみなさまが
どなたもとても感じの良い方ばかりで
雰囲気が和気あいあいととても和やかで
私の中に埋もれていた?女子の心が刺激され
最初からウキウキしていました (^^)
初対面の方が多かったのですが
Fさんはじめみなさま、お会いすると自然と私もホワッと笑顔になってしまう方ばかりで
こんな風な感じの良さ、ステキさをどうしたら身につけられるのだろう?
と思ってしまいました。
私も見習いたい!です。
実技は私も楽しかったです (^^)
あちこちで自然発生的にいろいろなディスカッションが始まったり
「腑に落ちた」「わかりやすかった」というご感想をいただけて
とても嬉しく思いました。
私のお話がちょっとでも歯科衛生士のみなさまのお役に立つのであれば
訪問診療先をはじめとした対象者の方のお役に立つことにもなるので
それは私にとっても本当に嬉しいことです。
お招きくださいまして本当にどうもありがとうございました。
始まる前からも終わってからも自然とニコニコしていたよっしーです (^^)
みなさまのおかげです m(_ _)m
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平成28年11月17日(木)に
仙台国際センターにて第5回日本精神科医学会学術大会が開催され
シンポジウム10「精神科栄養管理とサルコペニア」に
シンポジストとして出席してきました。
座長の岡本先生、西宮先生
お世話になりました。
どうもありがとうございました。
横浜市大の若林先生のお話は明解で大変勉強になりました。
開始前の打ち合わせ終了後のお話も裏シンポジウムのような内容でとても貴重な機会でした。
管理栄養士の石岡さんの日々の実践のお話は感動的でした。

仙台は、こちらよりもちょっとは寒かったです。

観光はできなくても、美味しいものはいただいてきました!

和歌山士会の方のオススメの「那智黒」も旅のお伴に。
本当に美味しい (^^)
コクがあるのに、しつこくない。
次回、和歌山に伺う時には絶対ふたたびゲットします!
あら?
なぜか食べ物の話で終わってしまった。。。(^^;
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結果として起こることの目的化の典型例だと思いますが。。。
たとえば
「立ち上がり100回」を励行されるケースもあるようで
かつて某番組である人が取り組もうとされているシーンを見たことがあります。
でも、その立ち上がり方じゃあ、100回できないでしょうに。。。
と思っていたら、案の定途中でギブアップ
それを「やる気のなさ」とご本人も捉えていたので
なんともやるせない気持ちになりました。
「立ち上がり100回」は結果として起こることであって目的ではありません。
100回立ち上がれるような身体のはたらきを習得することが目的であって
100回は結果として行えるようになるだけです。
そのような身体のはたらきを習得しないまま
100回の立ち上がりを「させても」効果がないどころか、逆効果になってしまいます。
つまり
腰痛を起こす、自信喪失、意欲低下。。。いいことなし。です。
誰の得にも、何の得にもなりません。
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対象者の方に
ご家族の方に
一緒に仕事をしている人に
信頼されることは嬉しい。
信頼には信頼に足る結果で応えたい。
そして、その重みを思う。
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