失敗も大切な体験学習

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実習中の学生さんが失敗することだって
大切な体験学習だと考えています。

失敗したからこそ、わかることだってある。

失敗することを事前に回避するような誘導だってできるけど
致命的でない失敗はした方がいいとも考えています。

指導者がいる安全な環境だからこそ
学生のうちに

失敗は必然として起こるから

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たとえばの誤解 2

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ICIDHの考え方は、私たちに非常に大きな影響を与え
今も根深く私たちを支配しています。

「原因を探索し改善する」
という言葉は、認知症のある方のBPSDや生活障害を改善する
ための方策として、よく聞く言葉だと思います。
一見、正しそうに聞こえる。
そこがまさに落とし穴なんです。

この言葉は、ICIDHに依拠した考え方です。

ICFという言葉は知ってるという人でも
私たちの日々の関わりをどう考えるのか
という段階でICIDHに戻ってしまう人ってとても多い。

ICFという言葉つまり概念を
どうケアに活かすのか…ということについて
突き詰めて検討されていないのではないだろうか?
という疑問を抱いています。

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たとえばの誤解

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肺炎が日本人の死亡原因の第3位だそうです。
「認知症のある方に起こる肺炎は
仕方のないもの
どうすることもできないもの」
と認識されている方も少なくないようですが
それは違います。

もちろん、そういう場合だってありますが
圧倒的大多数の場合に
「認知症のある方に起こる肺炎は
介助者のスプーン操作によって改善できる」
という事実があります。

誤嚥性肺炎になった方も
再燃することなく経口摂取が可能となる場合が
非常に多くあります。

認知症のある方「だけ」の「問題」ではなく
認知症のある方と介助者との関係の中で起こっている。
だからこそ、改善可能なのです。

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こんなこともあるんだ

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こんなこともあるんだー!って驚きました。

実は私は高校生の時には
両眼とも視力は2.0 !
視力の良さは密かに自慢でした。
オリオン座のM42が見えてました (^^)

それがいつの間にか、なんと0.1と0.8という視力に。。。
ふだんの生活で何の不便も感じていなかったから
あまりの見えなさにショックだったことを覚えています。

以来、ずーっとその辺りをウロウロ。。。〇十年。。。
もう年も年だし、このままさらに老眼になって見えにくくなるんだ
と半ば覚悟をしていたら
職場の健康診断でな・な・なんと !
0.8と2.0 !

えぇ〜っ !?

こんなこともあるんだ。。。嬉しい。。。
何がどうしてこうなったのか、さっぱりわかりませんが (^^;

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前提の明確化

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いろいろなことの意識化はあるにしても
たとえば、暗黙のうちに自分が依拠している事柄ってあって
そういった前提としている事柄を明確化できると
さらに納得がいったり
より伝わりやすい説明ができたり
有益な意見交換ができたり
と通常業務にも良い効果をもたらすことができたりする。

案外多いのは
前提として依拠している考え方や事柄は
共有できているという誤解のもとに
表面的に意見交換をしているというケースってよくある。

前提要件の明確化、共有化って
とっても大事だと思う。

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実習はSVも勉強になる

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実習で学生さんを担当すると
指導者(SV)も勉強になる。

自分にとって当然のことはautomaticになってるけど
学生さんに指導するとなると
「そうか、こういうところがわからないのか」
「ここは言語化しないと伝わらないんだ」
というところが明確に自覚できて新鮮だったりする。

何を説明しなきゃいけないのかを教えてもらえる機会
でもあったりする。

学生さんによって違うことも
たいていの学生さんに共通していることも
どっちもあるけど。

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声に気をつける

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言葉をのせる声には気をつけています。

威圧しないように
疲れさせないように
必要であれば元気よく
時にはpowerfulに

講演終了後などにも
「(私の声が)聞きやすい声だった」
というご感想をいただくこともあり
それは嬉しいことでもあります。

モチロン内容を届けたいんだけど
そういうご感想をお寄せくださった方は
日頃どこかで「声」に気をつけている。ということですもの。
だから私が声に気をつけていることにも気づかれる。

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意図的に言葉を選択

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声かけの重要性について
否定する人はいないと思います。

でも、じゃあ声かけの何にどんな風に気をつけたらいいか
って具体的に検討されているようで
あんまり検討されていない。ように感じています。

丁寧に。。。とか、敬語をつかって。。。とか
そのくらいで。

対人援助職としては当然だと思いますけど
認知症という状態像によって起こる
障害への配慮が必要で
そのための声かけの工夫って
もっと具体的に検討されていいのではないかと考えています。

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