Category: よっしーずボイス(ブログ)

今日は神奈川県老人保健施設協会通所リハ部会さん主催の研修会で「認知症のある方への対応の工夫とその考えかた」というテーマで講演をしてきました。
お招きくださいましてどうもありがとうございました。
お忙しい日々の勤務をやりくりされて参加されたみなさま
どうもおつかれさまでした。
今このページを見ている方の中には
今日の研修会に参加された方もいらっしゃるでしょうか。
だとしたら、嬉しく思います。
もしも、ここで書いていることが
今、切実に困っている誰かの役に立つとしたら
それは今の私が嬉しいだけでなく
過去のもがきまくっていた私にとっても嬉しいことなのです。
いつでも、どこからでもスタートライン
昨日よりも今日
今日よりも明日
私もガンバリマス☆
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リハ職は障害の専門家
でもそれってウラを返せば
能力の専門家でもあるってことなんだよね。
とりわけ
作業療法士は能力に関して
医学と暮らしの橋渡しができる専門家。。。のはず。
声高らかにそのことを叫ぶのではなくて
日々の実践を通して
「やってみせる」ことができる専門家。。。のはず。
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最重度の認知症のある方でも
生きている限り能力がある。
私はそのことを信じています。
信じる…ということは盲信する
ということではなくて
実感をもって信頼している
ということなんです。
こうやって書くと
当たり前に思うでしょう?
でも
対応の方法論のベースが
「できなくなった」
「やらないとできなくなる」
である場合がとても多いように感じています。
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能力が不合理な現れ方をしている
のであって
能力がないわけじゃない
だから
現状を修正したり改善したりする前に
能力を見いだすことが必要です。
起こっていることを認識できる
起こっていることの意味がわかる
能力を見いだすために必要なこと
つまり
認知症のある方の問題ではなくて
私たちの問題なのです。
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「あなたには難しいです」
じゃなくて
「今の自分には難しいです」
なんじゃないかなぁ?
本当は。
その分、「未来の自分」は。。。ね。
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記憶や認知や言語などのはたらきが障害される
認知症のある方にとって
感覚はとても重要な支えとなります。
Activityを選択する時に
視覚や触覚が伝えてしまう「状況」を
こちらがわかっていないことによって
作業遂行を混乱させてしまうこともあります。
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「認知症=集団」
「認知症=レク」
というようなコトをちょっと前まで
言われていたようなのですが
それはどうかなぁ。。。と思う。
集団の中にいれば
今、何をしたらよいのか判断力が低下していても
自分と同じ立場の他者の動きを参考にできて
場面適応的に動きやすい。ということはあるから
集団で実施することのメリットはあるけど
他者との交流を好まない方もいるし
このような文脈で使われる「レク」という言葉は
「レク=ゲーム」という意味合いが強いけど
ゲームにはルールがある
ということを忘れてるんじゃないかな?
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。。。という声をよく聞きます。
そうかなぁ。。。?
難しさはただ単に表面化しやすい
ってことに過ぎないような気がするんだけどなぁ
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