Category: よっしーずボイス(ブログ)
週末は高知へ行ってきました。
高知大学にて
口のリハビリテーション研究会さん主催で
「認知症のある方の食事介助の体験から
〜在宅療養における食事介助にむけて」
というテーマでお話をさせていただきました。
8月最後の日曜日
お忙しいなか、たくさんの方にご参加いただき
また、熱心にお話を聞いてくださったみなさま
どうもありがとうございました。
お招きくださった
口のリハビリテーション研究会の宮本会長はじめみなさまに
貴重な機会を与えてくださいましたことと
大変ご親切にご配慮をいただきましたことに
深く感謝を申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
帰宅後、さっそくググりました!
「イタドリ」
「チャンバラ貝」
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大声や暴言のある人に対して
えてして「大声や暴言をなくすための対策」を
話し合い、工夫してみる人は多いと思います。
でも
大声や暴言を言わない時に
その方にどのように対応するか
。。。ということって
あんまり話し合われることってないんじゃないかなぁ?
つまり
「問題のある」行動をしている時にスタッフが関わり
「問題のない」時にはスタッフは関わらない
これって
「問題のある」行動をかえって強化してしまう
ことになってしまっているんですよね。
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当院の入院理由が大声・暴言
というケースが多いのですが
その中に周囲の環境に過敏に反応して大声を出してしまう
。。。という場合があります。
そんな時には
あんまり刺激しないことも大切になってきます。
必要最小限のことを
的確に
言葉も最小限に
落ち着いた柔らかい口調で
堅い口調で
くどくど説明しようとするような言動が
かえって刺激として作用してしまいかねません。
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Aさんが〇〇というBPSDをする
。。。ではなくて
〇〇というBPSDのAさん
という視点で見てしまいがちです。
そうすると
Aさんが〇〇というBPSDをしていない時もあるのに
そのことを見過ごしてしまいがちになってしまう。
冠言葉を発したことによって
私たちの見方や判断が影響されてしまう。
そういうことって
よくあるように感じています。
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もうあと半分しか、コップに水がない
どうしよう。。。と考えるのではなくて
あと半分も、コップに水がある
どうしよう。。。と考えるのでもなくて
コップには半分の水がある
という事実をそのまま認識する方が先なんだけど
まず、判断が先にきてしまいがち
そんな風に感じてしまいます。
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「徘徊する方がいるんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
「口を開けて食べてくれないんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
とても困ってるのだとは思いますが
これでは答えをみつけることはできません。
どうしたらいいのか。。。対応を考えるよりも
まず、すべきことは
どのような場面で何が起こっているのか
ありのままに観察する。。。把握が先なんです。
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私たちがお年寄りに合わせなくちゃいけないのに
お年寄りの方が気を遣って私たちに合わせてくれてる。
「だって
そう言うしかないじゃない。ねぇ。」
その時の笑顔が胸を打ちます。
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後手の対応になってることって結構ある。
たとえば
私がよく言ってる食事介助。
ムセなくても食べ方の困難は生じていて
そのことに気がつけないでいると
予防的に先手をうった対応ができない。
ムセて初めて気がつくようじゃ遅いんだけど
現状じゃ、結構後手に回ってると感じています。
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