言葉に頼りすぎて
言葉にとらわれすぎて
本来
言葉をのせている、あるいは、言葉が伝えるはずのモノを
見失ってしまうのは哀しい。
言葉に頼りすぎず
言葉にとらわれすぎないで
受けとめられるように
伝えることができるように
10月 05 2012
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9月 20 2012
There is an apple.
There are few apples.
英語では、見たままを言葉にする。
でも、日本語なら
「リンゴがあるよ」
だけで個数には通常触れないと思う。
逆に言うと
省略することに慣れているという面もあると思うけど。
個数に特別の意味があるのでなければ。
(たとえば、子どもの友達が3人遊びにきていて、リンゴが4つあるから皆で1人1個ずつ食べな…ということを暗に伝えるとか)
リンゴがあるよ…って言われたほうは
パッと振り向いて、個数などを
それこそ、パッと目で見てとる。
日々の暮らしの中で
使い続けている機能はダテじゃない
自明の文化の中にあって
個人が活用してきたはたらきは
たとえ認知症になったとしても残っている。
自覚されにくいだけで。
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9月 19 2012
People with Dementia
あるいは
People who have Dementia
「認知症のある方」を英語で表現するとこうなります。
「認知症高齢者」という日本語に馴染んでいた私にとっては驚きでした。
そうかぁ…Withかぁ…と唸ったものです。
1つの名詞にしないで
「人」+「病気」という表現になっている
こういうところにも
「人」の尊重…とか、概念の明確化…といった文化が顕われている
こういう言葉を使い続けることで、さらに文化が固有のものになっていくんだろうなぁ…。
と感じました。
ベースには、英語そのものの構造もあるのでしょうけれど。
異なる文化の中で暮らす私ですが
「人」の尊重、概念の明確化…というものは
身に染み込ませたいものなので
それからは意識的に
「認知症のある方」という表現を使っています。
日本語的には何かこなれないなぁ…と思いつつも(^^;
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8月 29 2012
認知症のある方への対応の傾向というのはあります。
もちろん、その時その場の関係性において
異なる部分もありますが
回避したい場面や、混乱から脱しやすい方法というのは
一般化は困難でも、その方その方にとっての傾向はあります。
認知症のある方への専門家としての援助の1つに
暮らしの困難の改善…が挙げられると考えています。
この部分に、OTはもっと積極的に関与すべきだと考えています。
(単に、気をそらせるためのAct.導入なんかじゃなくてね)
自分の中で再現できるように
他の職員やご家族でも再現できるように
言語化する…ということをすごく考えます。
その時に、印象に残るように、端的に言い表せるように
「キャッチコピー」もあわせて考えるようにしています。
政治家でこれが得意な人は演説が上手…って何かで読んだことがあります。
私は政治家じゃないけど
「伝える」ということを考えた時に
とても良い方法だと思い、以来、意識してトレーニングしています。
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8月 07 2012
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8月 02 2012
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8月 01 2012
申し送りなんかでよく聞く言葉。
「問題ありませんでした。」
…???
「お変わりありませんでした。」
じゃないのかなぁ?
実際の言葉にはしていなくても
「問題ありません」と言ったということは
その人の問題行動の有無を見ていた
…と言明したことになるし
「お変わりありません」と言ったということは
その人が変わりなく過ごしていたかどうか
…を見ていたと言明したことになる。
言葉って本当に怖い。
でも、逆に活用もできる。
言葉を意識して言ってみると
見えてる景色が変わると思う。
言葉には、扱う人の意識が投影されてる。
逆に言えば、言葉を変えることで意識も変えることができる。
リハビリテーションが依って立つ根拠だもの。
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7月 31 2012
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