Tag: リハビリテーション

食べさせてるから食べられなくなる

ちょっと待った

ちょっと相当不遜な物言いかもしれませんが
真実なのだと感じています。

食事介助において
食べさせてるから食べられなくなってしまう
そういうケースって、実はものすっごく多いのだと。

「食べさせる」ことをやめて
「食べることを援助する」だけで
HDSーRが0/30点の方や測定不能の方でも
1ヶ月もしないうちに
再び食べられるようになるのです。
嚥下リハや口腔体操を全くしなくても。
(正確には実施困難です)

下記セミナーでは、スプーン操作の実技体験ができます。
参加していただければ
「食べさせる」ことと「食べることの援助」の違いを
明確に体感していただけると確信しています。

日総研さん主催のセミナー
「生活障害・BPSDを改善する対応の工夫」
http://www.nissoken.com/s/13965/index.html

合同会社geneさん主催のセミナー
「認知症のある方の食べることへの対応」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421721432-587034

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セミナー案内「認知症対応」

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平成27年4月12日(日)東京 日本印刷会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への評価から対応まで」
というテーマでセミナーが開催されます。

評価をどのように対応に結びつけていくか
生活障害やBPSDについてはモチロン
骨折手術後のリハでよくあること
Activityを提供する際にどんな風に考えたらよいのか
また、場面設定での留意点など
事例を紹介しながら具体的にお話いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421723012-628240

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セミナー案内「認知症評価」

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平成27年5月3日(日)名古屋市中小企業振興会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への対応入門
〜評価のすすめ方〜」というテーマで
セミナーが開催されます。

認知症のある方を目の前にした時に
「評価の重要性」はわかってるけど
じゃあどうやって評価をしたらいいのか、わからなくて困っている
自分は何となく評価できるけど
後輩や新人さんに具体的に言語化して伝えることに困難を感じている
という方にオススメします。

認知症という疾患や障害の知識を
行動観察にどのように活用するのか
能力を見いだすとは、どういうことなのか
事例を紹介しながら具体的にご説明いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421724876-280074

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セミナー案内「食事介助実技」

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平成27年3月29日(日)名古屋国際会議場にて
合同会社geneさん主催で
「認知症のある方の食べることへの対応」
というテーマでセミナーが開催されます。

してはいけないスプーン操作
望ましいスプーン操作を知らないために
結果として不適切な食事介助になってしまっている
という現状は本当にもったいないと感じています。

食事介助が招いてしまっている誤嚥性肺炎があると
感じています。
だとしたら余分な誤嚥性肺炎を
なくすことは可能です。

食事場面でのBPSDと思われていた方が
実は食べ方の問題…ひいては食事介助の問題
ということも少なくありません。
だとしたら薬物療法ではなく介助で改善することが可能です。

安全にラクにスムーズに早く
食べられるようになった事例を紹介しながら
食事介助の考え方と視点の変換を中心に
具体的な方法についてもご説明いたします。

スプーン操作やコップ操作について
じっくりと実技で「具体的に」練習できます!

全介助の方だけでなく
自力摂取のためのスプーンの工夫についても
具体的にご説明いたします。

リハスタッフはモチロン
看護・介護職の方でもどの職種の方でもご参加いただけます。

詳細・お申込はこちらから。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421721432-587034

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倫理・道徳ではなく知識と技術で

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私の講演内容は
現在は珍しいかもしれません。

認知症のある方への対応について
「優しく」「楽しく」「親切に」「相手を否定しない」等の
ギョーカイでよく言われているようなコトは一切言いません。

認知症は脳の病気によって
さまざまな暮らしの困難が引き起こされます。

決して寂しい病でも、構ってほしい病でもありません。

対人援助職としての基本は必要ですが
倫理・道徳的な態度だけで
脳卒中後遺症のある方の
運動麻痺やADLが改善するわけがないのと同様に
倫理・道徳的な態度を極めても、それだけで
認知症のある方の暮らしの困難が改善するわけがないのです。

必要なのは知識と技術であり
いかにそれらを日々の暮らしの中で活用できるのか
ということが問われているのだと考えています。

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実技演習ありのセミナー

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「にわかには信じ難い」
そう思われても仕方のない現実があるとも思います。

でも、もしも
「そういえば
確かにスプーン操作ってちゃんと教えてもらった記憶がない」
「そういえば
自分は食事介助の時にムセの有無しか気にしてない」
「そういえば
自分はどうやって口の中に食べ物を入れようとしか
考えていなかった」
と思ったのであれば是非オススメします。

実技演習アリのセミナー

「相手の食べ方をよく観察しましょう」
なんて抽象的な実技演習ではありません!
「してはいけないスプーン操作」と
「望ましいスプーン操作」の違いを具体的に体感できます。

「BPSD・生活障害を改善する対応の工夫」
http://www.nissoken.com/s/13965/index.html

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今のままじゃもったいない

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すっごくそう感じています。

私たちがスプーン操作にちょっと気をつけるだけで
食べにくかった方が食べやすくなり
介助する人も介助しやすくなり
肺炎のための治療費や入院のためのアレコレがいらなくなり
まさに「客よし、店よし、世間よし」な状態になれるのに
(少なくとも現状よりもずっと近づけるのに)

教わってこなかったが故に
知らないがために
食べにくい思いをしながらも我慢して食べる方がいて
食べさせにくい思いをしながらも食べさせて
治療費や入院のためのアレコレがかかり

こんなのって、ほっんとうにもったいない!

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誤嚥性肺炎はもっと減らせる

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食形態の工夫も
口腔ケアも大切
もう1つ大切なのに実はあんまり知られていないのが
スプーン操作 !

望ましいスプーン操作、してはいけないスプーン操作
の違いをご存知でしょうか?

HDS-R(長谷川式)が0点や実施困難な
最重度の認知症のある方でも
スプーン操作に気をつけるだけで
食べ方が変わるんです。

誤嚥性肺炎になっても
介助に気をつけることで
肺炎を再燃させずに
CRP(炎症の目安)も陰性化したままで
もう一度食べられるようになる方が多いんです。

誤嚥性肺炎は今よりもっと減らせると感じています。

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