Tag: コミュニケーション

地表と地下の結びつけ

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Activityには地表と地下を結びつけるようなPowerがあると思った。

だからこそ
容易に
意図せずとも
「援助」から「使役」にすり替わってしまうし
逆に
その人自身を「再発見」「再構築」する体験ともなりうる…のかも。

「悪しき物語に対抗するために−村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト」
http://www.welluneednt.com/entry/2015/02/15/173400

これを読んで
もう少し考えてみたいと思った。

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行動変容は両者に起こる

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認知症のある方の
行動変容が起こる時には
認知症のある方だけではなくて
援助者にも変容は起こる

援助者の視点や考え方に
否応もなく変容を迫ってくる

関係性の中で起こる変化は双方向のもの

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「体験したことは理解する」

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前にも書いたことがありますが

 

「 聞いたことは忘れる
見たことは思い出す
体験したことは理解する 」

 

この言葉に出会った時に
「あぁ、なるほど!」と思い
以来、何をするにもちょっと意識してきたことでもあります。

最近また1つわかるようになったことがあって
体験のしかたには個人差がある
だから理解にも個人差がある

当たり前のことなんだけど
またひとつ、深くわかるようになったことが嬉しい。

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40分が5分に

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コップ1杯のお茶ゼリーを
40分以上かかっても飲み終えることができなかった方が
5分で飲み終えるようになったことがあります。

しかも、誤嚥なく。

認知症のある方の能力とその可塑性に
いつも目を見開かされています。

同時に
誤介助による誤学習がなければ
お互いもっとラクに
食べられていたはずなのに

痛切にそう感じています。

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正しい援助?適切な援助!

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「正しい」援助なんて、ありません。
その時その場のその関係性において
「適切な」援助があるだけです。

その時その場のその関係性において
自分が感じ、判断し、選択し、提供する。

その過程は本当に厳しい。怖い。

でも
自分の脳みそを他の何かに預けたりしない。
一番大切なことを他の何かに委ねたりできない。

知識は活用するものであって
依存するものでも当てはめるものでもない。

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食べさせてるから食べられなくなる

ちょっと待った

ちょっと相当不遜な物言いかもしれませんが
真実なのだと感じています。

食事介助において
食べさせてるから食べられなくなってしまう
そういうケースって、実はものすっごく多いのだと。

「食べさせる」ことをやめて
「食べることを援助する」だけで
HDSーRが0/30点の方や測定不能の方でも
1ヶ月もしないうちに
再び食べられるようになるのです。
嚥下リハや口腔体操を全くしなくても。
(正確には実施困難です)

下記セミナーでは、スプーン操作の実技体験ができます。
参加していただければ
「食べさせる」ことと「食べることの援助」の違いを
明確に体感していただけると確信しています。

日総研さん主催のセミナー
「生活障害・BPSDを改善する対応の工夫」
http://www.nissoken.com/s/13965/index.html

合同会社geneさん主催のセミナー
「認知症のある方の食べることへの対応」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421721432-587034

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セミナー案内「認知症対応」

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平成27年4月12日(日)東京 日本印刷会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への評価から対応まで」
というテーマでセミナーが開催されます。

評価をどのように対応に結びつけていくか
生活障害やBPSDについてはモチロン
骨折手術後のリハでよくあること
Activityを提供する際にどんな風に考えたらよいのか
また、場面設定での留意点など
事例を紹介しながら具体的にお話いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421723012-628240

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セミナー案内「認知症評価」

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平成27年5月3日(日)名古屋市中小企業振興会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への対応入門
〜評価のすすめ方〜」というテーマで
セミナーが開催されます。

認知症のある方を目の前にした時に
「評価の重要性」はわかってるけど
じゃあどうやって評価をしたらいいのか、わからなくて困っている
自分は何となく評価できるけど
後輩や新人さんに具体的に言語化して伝えることに困難を感じている
という方にオススメします。

認知症という疾患や障害の知識を
行動観察にどのように活用するのか
能力を見いだすとは、どういうことなのか
事例を紹介しながら具体的にご説明いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421724876-280074

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