Tag: コミュニケーション

意図的に言葉を選択

IMG_0442

声かけの重要性について
否定する人はいないと思います。

でも、じゃあ声かけの何にどんな風に気をつけたらいいか
って具体的に検討されているようで
あんまり検討されていない。ように感じています。

丁寧に。。。とか、敬語をつかって。。。とか
そのくらいで。

対人援助職としては当然だと思いますけど
認知症という状態像によって起こる
障害への配慮が必要で
そのための声かけの工夫って
もっと具体的に検討されていいのではないかと考えています。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1635

どうでもよくない話

CIMG0909

重度の認知症のある方が対象だと
感覚系・感情系にターゲットを置いてコミュニケートするので
かなり、感情系の回路を使います。

自分としては
それなりに知的労働もしてるつもりなんですが
(知識と合致させながら行動観察)
結構、感情労働してます。

ある程度の知識を持っていても、これだけ疲れるんだから
知識がほとんど無い状態で
感情系を働かせるしかなければ
どれだけ消耗してしまうか。。。思いやられます。
そりゃー、キツいよー。。。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1619

認知症治療病棟のOTの役割 3

IMG_0945

認知症のある方への対応として
いろいろなツール、方法論、手技が提案されているけれど
ツールはツールだからこそ活用できるようになることは必要だけど
ツールの視点で人を見てはいけない。
そう考えています。

ツールはツールだからこそ
限界もあれば効果もあります。
どんな認知症のある方にも
万能な唯一絶対のツールなんてありません。

ツールをツールとして使いこなせるようになることは大切だけど
ツールに目の前の人を当てはめてはいけない。

目の前にいる人の役に立つように
ツールを活用できるようになることが大切なのだと思います。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1616

食事介助のセミナー

IMG_0443

今自分がしている介助が
食べさせている・口の中に入れている「使役」なのか
目の前のAさんが食べることの「援助」なのか
その違いが明確にわかるセミナーです。

合同会社gene
「認知症のある方への食べることへの対応」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421721432-587034

参加された方に
食事介助の奥深さと怖さを感じていただければ
そして
認知症のある方の能力と脳の可塑性の凄さを感じていただければ
と思います。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1603

食事介助 ≠ 口の中に入れる

ちょっと待った

大きくて根深い誤解の1つ

食事介助 = 口の中に入れること
そんな風に思っている人
そんな風に介助している人
って実はとっても多い

でもそれは違う

食事介助 = その人が食べることの援助

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1602

今の1手間が将来の3手間5手間を予防する

我慢のしどころ

だから、今ちょこっと手をかけるのはどう?

今ちょこっとかける手間が
将来の3手間5手間を予防してくれる

今の1手間を惜しむことで
今はラクでも将来3手間5手間かかってくる

認知症のある方への対応も
食事介助でもまったく同じことが起こってる

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1601

意味の合う作業

IMG_0944

私はアマノジャクではありません。

どっちかっていうと
素直な側の人間だと思います(自分で言ってる。。。(^^;

勧められた本は読んでみる派ですし
良いと言われているものは
まず、調べてみたり学んでみたりします。

昨今いろんなトコロで言われている「意味のある作業」

本来、「作業」そのものに意味があるのでは?

私は心底、対象者の方に
的確で適切な援助ができる
作業療法士になりたいと願っているものですが
「意味のない作業」なんて、この世にあるのでしょうか?

「意味の合わない作業」
「意味の合う作業」
これなら、わかりますけど。。。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1565

自らの技の怖さを知る

IMG_0944

技を技として
使いこなせるために
怖さを知っておくことって重要だと思う。

真にPowerのあるものは
使い方次第。
毒にも薬にもなる。

誤解を招く言い方かもしれないけど
毒としての使い方
マイナスになる使い方を知らずして
本当に薬としての使い方ができるのかな?
と思ったりしてしまいます。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/1571