Tag: コミュニケーション
「食事介助は究極のノンバーバルコミュニケーション」
というテーマで
小田原保健福祉事務所にて講演してきました。
お忙しいなか、参加してくださったみなさま
集中してお話を聴いてくださってどうもありがとうございました。
また、事前の打ち合わせの段階から
いつもきめ細やかにご配慮してくださった担当のFさん
どうもありがとうございました。
食事介助だけでも
最重度の認知症のある方の食べ方は変わります。
教わっていないから知らないだけで
結果として不適切な食事環境の提供になってしまうのは
本当にもったいないと感じています。
このことを1人でも多くの方に伝えられる機会を
いただけたことに深く感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。
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大声や暴言のある人に対して
えてして「大声や暴言をなくすための対策」を
話し合い、工夫してみる人は多いと思います。
でも
大声や暴言を言わない時に
その方にどのように対応するか
。。。ということって
あんまり話し合われることってないんじゃないかなぁ?
つまり
「問題のある」行動をしている時にスタッフが関わり
「問題のない」時にはスタッフは関わらない
これって
「問題のある」行動をかえって強化してしまう
ことになってしまっているんですよね。
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当院の入院理由が大声・暴言
というケースが多いのですが
その中に周囲の環境に過敏に反応して大声を出してしまう
。。。という場合があります。
そんな時には
あんまり刺激しないことも大切になってきます。
必要最小限のことを
的確に
言葉も最小限に
落ち着いた柔らかい口調で
堅い口調で
くどくど説明しようとするような言動が
かえって刺激として作用してしまいかねません。
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「徘徊する方がいるんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
「口を開けて食べてくれないんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
とても困ってるのだとは思いますが
これでは答えをみつけることはできません。
どうしたらいいのか。。。対応を考えるよりも
まず、すべきことは
どのような場面で何が起こっているのか
ありのままに観察する。。。把握が先なんです。
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私たちがお年寄りに合わせなくちゃいけないのに
お年寄りの方が気を遣って私たちに合わせてくれてる。
「だって
そう言うしかないじゃない。ねぇ。」
その時の笑顔が胸を打ちます。
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後手の対応になってることって結構ある。
たとえば
私がよく言ってる食事介助。
ムセなくても食べ方の困難は生じていて
そのことに気がつけないでいると
予防的に先手をうった対応ができない。
ムセて初めて気がつくようじゃ遅いんだけど
現状じゃ、結構後手に回ってると感じています。
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ときどき男前になる私。
「大丈夫!
もしも、今度そんなことがあったら
すぐに私に声をかけてください。」
(でも、悪いもの。。。)
「おたがいさまです。大丈夫!」
「この分厚い肉布団まとってるから大丈夫!」
泣き笑いのような笑顔を見ると
どんなにか不安だったことか。。。と思う。
モチロン
ここに至るまでに
まず、気持ちを十分表現していただくのですが
それはまた今度。
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認知症のある方の
お話を聴いていると
たまらなく切なくなる時もある。
ひと昔前によく言われていた言葉
「ボケちゃえば本人はいいわよね。
何にもわからなくて。周りは大変だけど」
そんなことは絶対ない。
断じてない。って言える。
周りも大変だけど
何よりも誰よりも
本人自身が一番辛くて切ない。
そう思う。
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