Category: 素朴な疑問 不思議なジョーシキ

認知症の作業療法?

イメージ_梅ときどき、見かけるこの言葉。

「認知症の作業療法」

うーん???
ヘンなの。

認知症のある方へ作業療法をすることはできるけど
認知症というコトへ対して作業療法なんてできないんだけど(^^;

そんなわけで私は
講演の依頼を受ける時に
こっそりパワーポイントのタイトルを変更することもあれば(^^;
依頼者にきちんとお話をして講演のタイトルそのものを変更していただくこともあります。

こういうことって、実は何でもないことのようでいて、とっても重要な問題だと感じています。
何気なく使っている言葉に概念の根本が投影されてしまう…。

私たちは、言葉を意識化することで概念に明敏になることができます。

それって、リハビリテーションの依って立つ根拠でもありますよね?

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認知の人、認知のある方

イメージ_猫

最近、よく耳にするこの言葉。

「認知の人、認知のある方」

うーん…???

認知症のある方のことを指して言っているのはわかりますが(^^;
ヘンな言葉です。
だって、日本語として考えれば、
いいじゃありませんか。
認知があって。

なのに
言ってる言葉と意味している言葉とで意味が真逆になるのに使われている(^^;

私は、時々、地域の公民館などで地元の方を対象として、
認知症予防や認知症のある方への対応について
お話をさせていただく機会があります。

以前、講演後に参加者の方に言われたことがあります。
「認知の人って言葉を聞きますが、あれってヘンな言葉ですよね」

適切に言葉を扱えないと
そのギョーカイの概念の扱い方まで疑われてしまいかねません。

「認知症の人、認知症のある方」
言葉は正しく扱いたいものです。

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褒めてあげる?ともに喜ぶ!

認知症のある方への対応について、当たり前のように言われている言葉があります。
「褒めることが大事」「褒めてあげるといいよ」

イメージ_紫陽花でも、私はその言葉にずっと違和感を抱いていました。
ある日、その違和感の原因に思い至りました。
「褒めるって、目上の人が目下の人にむかってすることだ!」
たとえば、会社の社長がヒラの社員を褒めることはあっても、ヒラ社員が社長を褒める…なんてことはあり得ませんよね?

私が出会う認知症のある方は、たいてい私より年上です。
(これも年々、そうでなくなる可能性が高くなっているのですが…(^^; )

私が年上の方を褒めてあげる…なんて、すっごくヘン!
褒める…じゃなくて、ともに喜ぶ…じゃないのかなぁ?

「あなたができたことがあなたはうれしい。」
「あなたができたことが私もうれしい。」

これって、
「あなたができたことはえらいと思う。すごいね。」
とは、似て非なるもの。だと思います。

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