Tag: ADL

靴の選択 「カバーストッパーⅡ」

同じくケアシューズあゆみシリーズから
http://www.tokutake.co.jp/shop/

「カバーストッパーⅡ」
http://www.tokutake.co.jp/shop/products/detail.php?no=2230

ADL車いす全介助の方なら

窮屈な履きものよりも

足あたりのやわらかいタイプがオススメ

こちらのタイプは甲の高さがあるので

足がむくんでいる方にもラクに履けます。

車いすに座っていてある程度足が動かせる方だと

昨日紹介したチャルパーではすぐに脱げてしまうことも起こります。

そんな時にオススメです。

足がしっかりと覆われている分

あんまりジャストサイズすぎると

足を入れるのがちょっと大変かも。

 

私はまだ試したことがありませんが

「内反フィットまゆ」
http://www.tokutake.co.jp/shop/products/detail.php?no=2705

という商品もあるそうです。

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靴の選択 「チャルパー」

ケアシューズあゆみシリーズから
http://www.tokutake.co.jp/

「チャルパー」
http://www.tokutake.co.jp/shop/products/detail.php?no=2223

軽い

やわらかい

履いていてラク

スリッパよりも断然歩きやすい

 

デイなどの介護保健施設を利用されている方の

ご自宅用にまずはオススメ。

家の中で靴下じゃ滑って危ないし

かといって、スリッパって歩きにくいし

という方にオススメします。

 

また、施設に入所されていて

昼間はがんばって靴の脱ぎ履きができる方でも

夜間のポータブルトイレ使用時に

靴の脱ぎ履きが大変でトイレに間に合わない…という方や

ADLは車いす全介助だから窮屈な履きものじゃなくて

履いていてラクな履きものがいい…という方

 

つまり

長距離歩くわけではない

移動移乗時は職員の見守りがある

などの状態の方に

サッと履ける

なおかつ、

履き心地がよいというこちらの商品が オススメです(^^)

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靴の選択 「ケアシューズあゆみ」

徳武産業株式会社
http://www.tokutake.co.jp/

障害のある方向けに 充実の商品群です。

セミオーダーに近い提供が可能です。

片足ずつサイズ違いで購入することもできるし

靴ベルトの延長や

靴を補高することもできます。

既製品として足幅が9Eの商品がありますので

むくみが著明な方、装具を履いている方でも

窮屈な思いをせずにすみます。

また、カタログの最後にあるシューズサイズ表が便利です。

靴の大きさはメーカーさんによって微妙に違うので

サイズを選択するときに迷うこともあるのですが

これなら事前に足合わせをすることができます。

 

オススメの商品がいくつか…

それはまた明日に(^^)

 

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靴の選択 「快歩主義」

アサヒコーポレーションの「快歩主義」
http://www.asahi-shoes.co.jp/kaiho/

Good ! なところは

軽い

足触りが柔らかくて感触が良い

歩きやすい

 

私がよくオススメしているのはこちらのタイプです。

http://www.asahi-netshop.com/search/all/detail.asp?A1=KS2210&A2=KS20201-&A6=0445

この靴が向いている方は

ご自身で靴の脱ぎ履きが自立もしくは全介助の方

足のむくみがほとんどない方

 

この靴では合わない方は

靴を履こうとする意思はあるけれど

足入れが適切にできない方

靴を履けたかどうか判断できない方です。

尿意があってトイレに行こうとして

靴を履いたけれど

中途半端な履き方だったりすると

途中で転倒してしまうリスクがあります。

 

この靴はゆったりと作られてはいますが

むくみの著明な方では

足背部のマジックテープの長さが足りなくなってしまいます。

きちんと止めずに立ったり歩いたりするのは危険ですから

むくみが著明な方は別のタイプの靴を選ぶようにしています。

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靴の選択

「靴なんて何履いたって同じ!」と言うPTOTに驚いた

…という記事を

「対象者に合った履きものを」

で書きましたが (^^;

もうちょっと具体的に

オススメの靴の話

靴とADLの適合

靴紹介の方法

etc.etc.について記事を書いていきます。

ただ、靴はどんどん新しい商品が開発されているので

現時点での話…ということをご了承ください(^^)

 

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「座るー立つ」方法のポイント

提起した方法にはポイントがあります。

それは、「動きを止めないように動く」ということです。

タイヤの1ヶ所を手で押し出すようにすると

タイヤがぐるっとまわるように

円環状になっているという特性を活かすのですから

ふんばったりするような動きを止める行為をすれば

そこで身体全体の動きが止まってしまいます。

 

滑らかに

がんばらずに

 

個々のパーツとしての筋力に頼らずに

身体全体の協調を活かして

立ち上がりー座る

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「座るー立つ」方法の提案

身体を総体として働きやすくするために

立ち上がりの時には

両手を大腿から下腿、足首、つま先へ…と

さすりおろすようにします。

ここでのポイントは

手が常に身体に触れたまま動くということです。

手が触れていることによって

たとえば、タイヤのように

身体が線ではなくて円環状になるようなイメージです。

身体に端のない状態をつくる

身体がつながっていて始めも終わりもない状態

この状態で動きが生じれば

身体の他の部分もつられて動かざるをえません。

手でさすりおろす…という動きにひきづられて

臀部が持ち上がります。

動きを決して止めないことがポイントです。

 

座る練習をする時には

立った状態で両手を大腿に置き

大腿〜下腿、足首、つま先へと手をさすりおろすようにしながら

腰をおろしていきます。

臀部が着座したら

手をつま先、足首、下腿、大腿とさすりあげるようにして

身体を起こします。

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「座るー立つ」身体は総体として働いている

お年寄りに対して

筋力強化を主体としたリハを行うということは

「個々のパーツの能力の総和=身体能力」

という考え方に基づいています。

でも、それは本当でしょうか?

 

身体は常に全体として 総体として働いています。

身体のあるパーツの能力が

低い時には低いなりに

高い時には高いなりに

 

身体は常に総体として働いている。

 

それなのに

筋力強化を主体とするということは

逆に言えば、

総体として働いている身体を

無自覚であったとしても

否定してしまうということを意味します。

 

抽象的な「正常な身体」を 勝手に設定して

そこからの引き算として

お年寄りの現状をとらえる

…という考え方は

いろいろな人生経験をしてこられたお年寄りの生き方までも

暗に否定してしまうことにもなりかねません。

 

判断基準が「正常な身体」であるならば

追い求めているのは「正常化」ということです。

それは、はたして、

「その人らしさを大切にする」と言えるでしょうか。

「お年寄りを尊重する」と言えるのでしょうか。

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