Tag: 番外編
今年もあと残りわずかとなりました。
今年1年、お忙しい中を
お立ち寄りくださいまして
本当にどうもありがとうございます m(_ _)m
講演の時なんかに
「ブログいつも見ています」
と声をかけられると嬉しくて木に登りたくなります… (^^;
直接お会いした時に
「実は、ブログを読んでたんです」
ということもあって、ご縁って不思議。と思うことがあります。
私の拙いお話が
ほんのちょっとでも
お立ち寄りくださる方のお役に立つことができれば
そして困っている対象者の方のお役に立つことが叶うならば
今の私にとっても
かつて、もがき苦しんでいた過去の私にとっても
本当に本当に嬉しいことなのです。
今年の記事更新は本日まで。
年明けは、1月4日から記事更新を再開いたします。
「花も実もある毒もある(?)よっしーずボイス」
これからも引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
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私の好きな物語は
アーシュラ・K・ル=グウィンの
「ゲド戦記」シリーズ
なかでも「帰還」が一番好き。
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/1/110684-.html
一時話題になったアニメ映画のゲド戦記とは全くの別物です。
著者自身が明確に言っています (^^;
「It’s not my book」
原作は本当に素晴らしいです。
私は折にふれ、何回も何回も繰り返し読んでいて
その都度発見があります。
同じ著者の
「西のはての年代記」三部作も好き。
「ヴォイス」が一番好き。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463537/
でも今はもう一度読み直したい。
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167905033
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ここにこれから書くことは
すごくおせっかいなコトだけど
物語を読むのって
物語の世界との対話であり
著者との対話であり
自分自身との対話でもあるから
その時々の自分で読み取れることしか読み取れない。
その時その場のその関係性においての対話という
唯一の関係性が成立してる。
逆に言えば
そういう「関係性」の中に
自分自身の身を浸すことだから
作業療法士として
あるいは他の職種でも
ナラティブとかSDM(Shared Decision-Making)とか
もしも、本当にそういった方向性を目指したいなら
あるいは、Act.選択の適切性に悩んでいるなら
知識やツールの習得ではなくて
自分自身が「物語」を「読む体験」をするといいと思う。
リハに関わる世界にいる人で
「物語」を読んでる人って
そんなに多くない印象を抱いています。
だから
対象者の方の物語も読みにくいんじゃないかなぁ。
だから
SDMの扱われ方が
単なるツールに堕してしまうんじゃないかと
目の前にカタチとして提示されてる物語が読めないのに
目の前に存在している人の
カタチとしては提示されていない物語が読めるのか?
… それは、難しいよね (^^;
本気でそう思っています。
おせっかいなコトだけど。
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私はそんなにたくさん読んでるワケじゃないけど
本を読むのが好きで
でも、平日はなかなか「物語」を読む気にはなれない。
本は常に手元、枕元にあるけど
平日は論理が明確な「意見」「ノンフィクション」系の本を読んでる。
私にとって、「物語」を読むのって
すごく「感覚」と「集中」が必要で
ふだん仕事をしてると
「感覚」を仕事ですごく使ってるから
家に帰ってきてまで使えるキャパシティーがないように感じるのと
「日常」という細々した物理的な「実践」に
乗っからないと「流れない」から
「物語」に入るのも出るにも
時間的・心理的束縛があると
私には難しい…(^^;
ささやかでも
日常の制約から解放される時に「物語」を読んでみようって思える。
「物語」によって
支えられることは、たくさんある。
「物語」は
その時々の自分の在りようによって
異なる深みを響かせる。
自分にとって
大切な「物語」と出会えることは
もう1つの至宝なんだと思う。
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村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」を読んだ。
今さらですが (^^;
真っ向から、私たちへのエールが送られている
そのことをひしひしと感じた。
個人的に
心身ともに、ナーバスでセンシティブな状況にあったので
(敢えて過去形を選択)
よけいに、エールが胸に響いた。
どうしたら、こんな繊細な物語を語れるのだろう。
強さと繊細さを両立させるために
どれだけの孤独な作業を自らに課しているのだろう。
村上春樹はprofessionalだと思った。
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ひさびさの記事の連投となりました (^^;
この連投前には、長いこと記事更新ができずに
お待たせしてしまってスミマセン。
中にはご心配をおかけしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
申し訳ありません。
前夜に投稿した記事に
あっという間にアクセスが増えて翌日には
ページ右側の「人気記事」にランクインしているのを見ると
「あぁ、たくさんの方が見てくださっているんだ」と
実感することができて
嬉しくもあり、また、身の引き締まる思いもいたします。
お忙しいなか、お立ち寄りくださっているみなさま
本当にどうもありがとうございます m(_ _)m
このような「場」があることを本当にありがたく思っています。
ネットの良い面を良い方向に活かすことができるように…
時には(?)毒も吐きますが (^^;
「花も実もある」よっしーワールド
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます m(_ _)m
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講演後に主催者からお礼をご感想のメールをいただくことがあります。
「良かった」「わかりやすかった」「今後に活かしたい」
それは、私にとっても本当に嬉しいことです。
かつて、私はもがきまくっていました。
「こういうことがしたいんじゃない」
「これは違う」
それは、その時その場のその関係性の中にいる私自身が
明確にはっきりとわかります。
でも、どうしたらよいのかがわからなかった。。。
その時には本当に苦しかったことを覚えています。
私の講演を聞いてくださった方の中には
もしかしたら、かつての私のように
痛切に苦しい気持ちを抱えている人もいるかもしれない。
もしも、私のお話したことが
そのような人の助けになるのであれば
今の私にとっても
かつてもがきまくっていた私にとっても
私の困難や努力がムダにはなっていなかったことになり
それは本当に本当に嬉しいことです。
そして、どうかお願いがあります。
さらに上を積み重ねていただきたいのです。
今の私には、できないこともたくさんあります。
今のままでは、
認知症のある方とご家族の余分な困難を減らすことも
抱えている困難を減らすことも不十分です。
どうか、この上をこの先を
もっと充実させていただきたいと願っています。
モチロン、私だって、まだまだガンバリマス!
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ここのところ、記事更新が滞っていてスミマセン。
いやーちょっと足を痛めていたのをこじらせてしまい
せっせと治療を受けています。
わかっちゃいるんですけど
自分の行動パターン。
ギリギリまで我慢して
いよいよどうにもならなくなると
せっせと治療を受け始める。。。という。。。
それだけできるなら、最初から病院行けよ!ですよねぇ (^^;
身体の不調でなくても、そうだし。
早め、早め。
小出し、小出し。
でも、今回のことで
凄い人とも出会えたし
辛さを身をもって体験して考え直したこともあったし
私は神秘主義者じゃないですけど
故なく熱は出ないから
自分の身体に何が起こっていた(る)のか
自分自身に何が起こっていた(る)のか
プロに教えてもらいながら
いろいろと探求もしていきたい。
私が言っても説得力ないですが
みなさま、我慢強いのは美徳じゃないです。
身体は資本です。
文字通り。
季節の変わり目、みなさま、どうぞご自愛ください m(_ _)m
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