「食事介助=口の中に食塊を入れてあげる」
ことではありません。
「食事介助=対象者が食べることの援助」です。
対象者の食べ方には必然性があります。
正常の食べ方に照らして、
そこから「引き算」をして、
正しくない食べ方を「修正する」のではなくて
現状の食べ方を否定はせずに
より安全に、より食べやすくなるように
「足し算」の考え方で関わっていきます。
「食べることを援助する」
という視点で関わるとは
「引き算」で考えるのではなくて
「足し算」で関わっていくことなのだと考えています。
10月 26 2011
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10月 25 2011
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7月 26 2011
ADL車いす全介助、食事も全介助、意思疎通困難で唸り声をあげるCさん。
ADL車いす全介助、食事も全介助、発語も発声も困難なDさん。
Cさんは、お食事の時に舌を前にぐーっと突き出して食塊をとりこみます。
Dさんは、下顎を前にスライドし受け口のようにして食塊をとりこみます。
このような方に口腔機能訓練なんてできようはずもありません。
けれど、この食べ方は仕方ないのか…といえば、そんなことは決してありません。
お2人とも、毎日の昼食時、おやつ時に食事介助をしただけで
3ヶ月後には、上唇をつかったとりこみができるようになりました。
この現実は、いったい何を示しているのでしょうか?
重度の認知症のある方も学習している!環境適応している!のです。
不適切な介助に適応しようとして、不適切な食べ方をしていた。
適切な介助に適応しようとして、適切な食べ方ができるようになった。
認知症のある方の食べ方は
その方の能力と障害と特性を反映しているだけではなくて
こちらのありようをも映し出している…。
ちょっと相当こわいことです。
と、同時に希望を強く感じた体験談。でした。
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