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対応を考える

ムクドリ認知症のある方への対応に苦慮した時ってどうしていますか?

多くの場合、「どうしたらいいのか」カンファなどの話し合いをすることになると思います。

でも、
どうする…という方法論が話し合われても
何が起こっていたのか…という「場」についての振り返りがなされることは、あんまり多くはありません。
ほとんどないかも…ですね(^^;

けれど、モノゴトは関係性の中で起こります。

どのような状況で
どのような言動に対して
どのようなことが起こったのか

私たちは、「観察」という名目で
認知症のある方のあれこれを言いますが
物理的にも心理的にも環境因子の1つである自分自身の言動に対して
案外無自覚でいることが多いように感じています。

たとえば、こんなケース。
  「車いすを押しますよ」と声をかけてから押したのに
   Gさんたらいきなり怒り出してまったく最近怒りっぽいんだから!
   Gさんの易怒性に対してどう対応したらいいかしら?

確かに声はかけたかもしれませんが
Gさんは認知症があります。
もしも、Gさんが「車いすを押される=自分が動く」という言葉を結びつけて予測することが能力的に困難な方だとしたら
その声かけは適切だったと言えるのでしょうか?
「問題」なのは、Gさんの易怒性ではなくて
Gさんの能力に合わせた声かけができなかった職員のほうが「問題」なのではないでしょうか?
もしも、職員が「Gさん、動きますよ」と声をかけていたら、もしかしたらGさんは怒り出さずに済んだかもしれません。

「現実」は、さまざまなコトをあぶり出します。

認知症のある方の能力も困難も特性も
それだけではなくて
援助しようとする側の能力も困難も特性も

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そっと静かに

寝たきりで自発語のないような状態像の方には

そっと声かけを。

ささやくように。

暖かみのある声で。

ドアをノックする時やベッドのカーテンを開け閉めする時にも

乱暴にならないように気をつけて。

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声で雰囲気をつくる

大集団での体操の時などは、大きなハリのある声を出すようにしていますが

説明する時など集中してほしい時には

あえて、声量を落とします。

集団の集中の程度を感じとりながら

声量や話すテンポもコントロール。

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用事がない時ほど大事

 

声、まなざし、笑顔、うなづき

…言葉にならないものだけれど、私が大切にしているコト。

特別、用事がない時ほど大事だと思う。

他の人に用事があって

傍らを通り過ぎる時は、とりわけ気をつけてる。

 

 

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意図的に選択された声かけ

対象者の方の言語理解力や視覚的理解力を把握して、

1度に言う文章の長さや動詞の使い方や

声の調子や強さやジェスチャー、場の工夫などを意図的に選択して

「日々の暮らし」にそって

対象者が理解しやすいように

行為しやすいような声かけができるということ。

それが、評価を治療に活かすということでもあり

まず、第一に、優先して考えられるべき事柄だと思うんだけど

あんまり、検討されていないような気がする。

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言葉以外の丁寧さ

相手が理解しやすい、受入れやすい対応をすることが大切。

時には敬語にこだわらないことも必要。

ただし、言葉で「丁寧さ」を伝えられない時には

声の調子や表情、態度などで「丁寧さ」を伝えることを忘れずに。

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On Your Mark

声は大事。

「言うことを聞かせる」のが私たちの仕事じゃない。

声で相手を威圧しちゃいけないし

聞くのを忌避されてしまうような声もNG。

言葉をのせる声が相手に届いて初めてスタートできる。

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声の強さ

声の強さもコントロールを。

あんまり大きい声や押しの強い声だと、

認知症のある方は疲れてしまったり、圧倒されてしまったりします。

目の前の方が話す声の強さをよく聞きとって、

同じ程度の強さの声で話すといいと思います。

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