相手が理解しやすい、受入れやすい対応をすることが大切。
時には敬語にこだわらないことも必要。
ただし、言葉で「丁寧さ」を伝えられない時には
声の調子や表情、態度などで「丁寧さ」を伝えることを忘れずに。
10月 14 2011
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10月 13 2011
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10月 12 2011
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10月 11 2011
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7月 13 2011
認知症のある方が突然立ち上がろうとしたり、異食しようとしたり、暴力をふるいそうになっている場面に遭遇したら、まずは止めようとすると思います。
でも、その時の職員の言動を思い浮かべてみましょうか(^^;
たぶん、大多数の人が、大きな声で必死の形相でキツイ口調でドタドタと駆け寄るのではないでしょうか。
気持ちはわかりますが…
そんなことをしてしまうと、火に油を注いでしまうようなものなのです。
状況理解がちゃんとできる方なら、そもそもそんなことはしないのですから
そんなことをしてしまうということは、状況理解ができていない方であるということを意味しています。
それなのに、突然、職員がわーっと駆け寄ってきたりしたら、
認知症のある方にとっては、
わけもわからず駆け寄られた、怒鳴られた
…という認識しかもてないかもしれません。
たとえ、職員に悪気はなかったとしても、逆効果になってしまいます。
ましてや、視覚的被影響性の亢進している方などは、職員が意図せずに伝えてしまっている態度によって影響を受けて、ますます悪循環となってしまいます。
困ったときほど、急な対応を要するときほど、要注意。
まずは、自分自身のノンバーバルな在りように気をつけること。
おだやかな、やわらかな物腰で接することが
いつもより要求される場面だと考えています。
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6月 20 2011
認知症のある方への対応について、「相手の言うことを否定してはいけません」って言われたことのある人は多いのではないでしょうか。
「あんた、真夜中なのに玄関をドンドン叩いていたでしょう?」
「いったい何やってたの?」
もしも、こんな風に言われた時に、いったいどう答えたらいいのでしょうか?
相手の言うことを否定してはいけないからといって
(ごめんなさいね。悪いことをして。)
と謝るほうがいいのでしょうか。
でも、私はそんなことしてないのに…。
してないことを謝るのって、自分にウソをつくことになってしまいます。
そんなのイヤ。
そんな風に感じたことのある人は決して少なくないと思います。
具体的な対応方法としては
疾患特性もありますので、一概には言えません。
同じ疾患だったとしても、その時その場のその関係性において、でしかわからないことが多々あります。
けれど、アルツハイマー型老年認知症のある方について、このような考え方で対応してみるのは1つの方法かもしれません。
(あら?私は真夜中はぐっすり眠っていたんだけど…
でも、もしも玄関をドンドン叩く音が聞こえたとしたら
恐かったでしょう?よく眠れなかったんじゃないですか?)
ここでポイントがあります。
私は眠っていた…という言葉を使ったとしても
私はそんなことしてない、玄関なんか叩いていないという言葉は使わないことです。
つまり、私自身の現実を伝える。
けれど、相手が言葉にしたことそのものを否定する言葉は使わない。
そして、相手が言葉にした事象そのものに対しては言い争わない。
そのかわり、相手が言葉にした事象に遭遇した場合に感じたかもしれない感情に対しては共感をあらわす。
ということです。
これなら、相手の言葉を否定せず、自分自身にウソをつくこともありません。
尊重と迎合とは違う。と思うのです。
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6月 20 2011
認知症のある方への対応について、当たり前のように言われている言葉があります。
「褒めることが大事」「褒めてあげるといいよ」
でも、私はその言葉にずっと違和感を抱いていました。
ある日、その違和感の原因に思い至りました。
「褒めるって、目上の人が目下の人にむかってすることだ!」
たとえば、会社の社長がヒラの社員を褒めることはあっても、ヒラ社員が社長を褒める…なんてことはあり得ませんよね?
私が出会う認知症のある方は、たいてい私より年上です。
(これも年々、そうでなくなる可能性が高くなっているのですが…(^^; )
私が年上の方を褒めてあげる…なんて、すっごくヘン!
褒める…じゃなくて、ともに喜ぶ…じゃないのかなぁ?
「あなたができたことがあなたはうれしい。」
「あなたができたことが私もうれしい。」
これって、
「あなたができたことはえらいと思う。すごいね。」
とは、似て非なるもの。だと思います。
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