Tag Archive: 実習

5月 11 2015

実習は体験学習の入り口

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最初に立ち返って考えてみれば
「見学実習」「評価実習」「総合実習」
の意味や位置づけが確認できると思う。

見学実習で「観察」を
評価実習で「評価」を
総合実習で「全部」を
体験学習する。と考えています。
体験学習することによって
脳の中に思考回路を形成しておくことだと考えています。

学生だし
体験学習だから
完璧にはできるようにならなくて当たり前。
だけど
体験学習だから
学生自身にoutputとして実行してもらわないと
脳の中には回路ができない。

指導者がどれだけ懇切丁寧に説明しても
それはinputにしか過ぎない。

実習は体験学習の積み重ね

学生「自身」によって
具体的に考え、現実に実施し、明確に振り返る
その過程を指導者が援助はしても使役になってはいけない。

使役の方がお互いにラクだけど
体験学習を通して思考回路が形成できていない学生が
臨床に出てどのような思いをするか
ひいては担当された対象者の方がどのような思いをするか
容易に想像できると思う。

実習は実習単体で存在しているわけではない。
養成校の学内教育と臨床での卒後養成との狭間にあって
それぞれの関係性の中に存在しているから
当然変化は要請される。

でも要請される変化って
誰を念頭に置いて検討されるのだろう?

私たちは長いキャリアを通して体験学習を積み重ねていく。
その入り口が実習なのだけれど
生涯学び続けていくことを
職業選択の責任の一部として担うけれど
いったい誰のために学ぶのだろう?

4月 27 2015

失敗も大切な体験学習

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実習中の学生さんが失敗することだって
大切な体験学習だと考えています。

失敗したからこそ、わかることだってある。

失敗することを事前に回避するような誘導だってできるけど
致命的でない失敗はした方がいいとも考えています。

指導者がいる安全な環境だからこそ
学生のうちに

失敗は必然として起こるから

4月 20 2015

実習はSVも勉強になる

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実習で学生さんを担当すると
指導者(SV)も勉強になる。

自分にとって当然のことはautomaticになってるけど
学生さんに指導するとなると
「そうか、こういうところがわからないのか」
「ここは言語化しないと伝わらないんだ」
というところが明確に自覚できて新鮮だったりする。

何を説明しなきゃいけないのかを教えてもらえる機会
でもあったりする。

学生さんによって違うことも
たいていの学生さんに共通していることも
どっちもあるけど。

4月 01 2013

問題設定への違和感



過日、県士会の実習指導に関するシンポジストとして出席しました。

事前質問では、
学生の実習意欲のなさについて指摘する声が多かったのですが
実習意欲のなさという設定そのものに疑問が…
少なくとも、実習を無断欠席したり遅刻することがなければ
実習を継続しようという意思の現れだと思うんだけど。

問題は、「実習意欲のなさ」という「定義」が
「何に照らして」ないと判断したのか
…というところにこそ、あるように思う。

もしかして
あるべき実習生像というイメージを指導者側が既にもっていて
そのイメージから目の前の実習生を差し引きマイナスで捉えて言ってるんじゃないかな?
と思っちゃったりもして…。

当日は、そのことにも触れて「実習には落ちたくない」ことを実習生と指導者で共有できているのなら
そこから積み重ねていけばよいと思うって答えたんだけど。

実習もそうだけど
多職種連携もしかりで
「連携できていない」というのは
「何に照らして」判断してるんだろう?

1月 31 2012

素朴な疑問「実習指導」



「実習は楽しく」

「OTの楽しさを伝えることが実習」

スローガンを唱える人は多いけど

私には理解できない。

将来、OTとして「仕事ができる」に足る

知識と技術とその用い方のトレーニングが実習なのでは?

実習が楽しいとか

OTの楽しさ、素晴らしさを知るとか

そんなのは結果として付随するものではあっても

目的として優先すべきことではないはず。

 

たとえば

パイロットや自衛官の養成過程において

自らの職業の楽しさ素晴らしさを知るという目的で

カリキュラムが組まれているかなぁ?