刺激がないと進行してしまう?

「何をしたら(させたら)いいんでしょう?」

ご家族からこのように聞かれることも多いのですが
この言葉の裏にあるのは
「何かさせないと刺激が少ないと進行してしまう」
という恐れなのではないかと感じています。

少しでも進行を送らせるために
できることは何でもしたい…というお気持ちはよくわかります。

けれど、できることがいろいろあればともかく
ご本人のできることが限られているような状態では
ご家族ができることも限られてくるのです… 。

そして、 何よりも
「低刺激=進行説」の根深さを感じます。

刺激があれば
することがあれば
いいってもんじゃありません。

害がなければまだしも
不適切な刺激は逆効果にすらなってしまうのです。

老健勤務時に、身体障害…骨折やCVA後遺症のある方の
リハビリでも感じていたことですが
この続きは次回に。 

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