会話の工夫11

認知症のある方に接する時
お話しようとするにも
ADLの介助をしようとするにも
リハをしようとするにしても
必ず目を見て
(仮に目が合わなかったとしても)
挨拶してから何をするのかを説明しています。
(説明の仕方はいろいろですが)

たとえ
意思疎通が困難な方であったとしても
アイコンタクトができなかったとしても
大声で叫んでいても

基本中の基本ですが
徹底していると
疎通が良くなってくるケースが本当に多い。
その方の能力に応じて変化を実感できます。

能力が喪失したのではなく
見えなくなっていただけなんだ。。。

BPSDが激しかったり
意思疎通が低下していると
「何を言ってもわからない」と思い込んでしまう人もいるかもですが
絶対にそんなことはないので
基本に忠実に徹底して継続していただきたいと思っています。

問題は
どうして見えなくなってしまったんだろう?
ということです。

見えなくなっていた能力を取り戻せた
ということは
そもそも、見えなくならずに済んだ可能性だってあるのでは?
と考えています。

  

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