自分で何とか立ち上がれる
という能力って、たとえば
「自力でトイレに行く」ためには必須の能力ですが
その能力維持のために
「立ち上がり100回」なんてナンセンスです (^^;
それよりも
自分で何とか立ち上がれる という状態像の方は
たいてい、座り方も円滑にはできないことが多いです。
ドシンって倒れ込むように座っている方がとても多い。
そのような方には
静かに、そっと音がしないように座る練習をすると良いです。
そうすると
立ち上がりも円滑にできるようになったり
歩き方も円滑にできるようになったりします。
この時大切なことは
「がんばって」「過剰に努力して」座る練習をするのではなくて
一緒にラクに座れるように
介助を主体として座る練習をすることが大切なんです。
ムリさせないことが大切。
そうすると
大抵の場合に、自分で楽に座れるようになってきます。
立ち上がりが困難な方や
あるいは立ち上がりの維持のために
筋力強化や立ち上がりの練習をするよりも
ずっとラクに効果的に立ち上がりができるようになります。
えぇ〜?ホント?と思う方は、試してみてください。
立ち上がりの練習をしている時には
絶対座る機会があるんだから
その時にただドシンと座らせるんじゃなくて
ちょっと手を貸して介助で座る練習をするだけなので
時間は全然かからずに、プラスαの練習をすることができます (^^)
ただ、押さえておくべきポイントはあります。
それはまた明日 (^^)
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