臨床で求められていることでよくある混同の1つに
「適切さと正しさ」があると感じています。
間違っていることと正しいことの区別がつくことは大切だけれど
正しければ誰かの役に立てるかというと
それはまたちょっと違うとも感じています。
一般論としての正しさでは、困っている人の役には立てないこともある。
気がついている方もいらっしゃるかと思いますが
私はこのブログをはじめ講演でもよく「適切」という言葉を使っています。
ときどき、「正しい」という言葉に翻訳されてしまうこともあるのですが。。。
その時その場のその関係性において
適切だと判断した方策をとる。
その責任を負っているのが私たち対人援助職だと思う。
「適切さと正しさ」については
論点がいくつかあるので、いずれきちんと整理してから書いてみたいと思います。
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