私は、学生さんが担当しているケースを通して
目標設定の過程の体験学習ができるように指導しています。
当院の後輩や
実習に来る学生さん
その他いろんな人に聞いたけど
目標設定を実習でちゃんと教えてもらってる人って少ない。
ほっんとーに、少ない。です。
「これは目標じゃないから直してって言われたけど
どうしたら目標になるのかわからない」
「目標と目標でないものの違いがわからない」
「これが目標って言われたけどよくわからない」
そういう声をたっくさーん聞いています (^^;
目標とは何ぞや?
ということを明確に言語化できない指導者が
学生さんに適切に指導できるはずがない。
ケースの目標はこうよ…って
目標だけを教えてもらっても
それでは学生さんにとって何の学びにもならない。
老年期や生活期での「漫然としたリハ」批判。
「認知症はわからない。難しい」という声。
これって実は
評価と目標設定の問題なのではないかと考えています。
担当しているケースを通して
「評価」と「目標設定」の過程をきっちり体験学習する
それが、私がやってる実習指導です。
そして案外多くの場合に
曖昧に為されてしまっている実習指導の問題の根幹が
実は、世に言われているようなアレコレなんかじゃなくて
「評価」と「目標設定」の過程の体験学習ができていない
ということなんじゃないかと考えています。
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