会話の工夫7



認知症のある方と接していると
時には理不尽な言葉を投げかけられたり
思いもよらぬ行動をされてしまうこともあると思います。

「病気がさせている」
「状況理解ができなくて結果としてそうなってしまっているだけ」

頭ではわかっていても
いくらプロフェッショナルだからといっても
こちらも人間ですから怒りの感情が湧いてくることだってあります。

そんな時、どうしていますか?

いろいろな生活障害やBPSDのある方を
長年対象に働いているので
それはいろいろなことがありました。。。

自分の怒りの感情をそのままぶつけてしまうことのないように
私がしていることは「口を大きく開けた笑い顔を作る」ことです。
口角を上げて微笑むのではなくて、破顔一笑と言った感じの笑い顔をします。

人間、大笑いの表情では怒れないものです。
試しに鏡の前で大笑いの表情で怒った口調で怒った言葉を言おうとしてみてください。

あまりのヘンテコさ、アンバランスさに
それこそ本当に笑いたくなってきて、怒りの感情をぶつけずに済みます。

それから
認知症のある方の感情を言語化して確認したり
自分の感情を言語化して i メッセージで伝えたりします。

いろいろな方法で自分の感情を抑圧するのは
その場では手っ取り早いかもしれませんが
感情に蓋をしただけで感情がどこかに消えたわけではありません。
たとえ自覚していないとしても。
(だから抑圧)
後々古傷となってさらに大きな感情となって再登場することもありえるので
そうせざるをえない局面もあるのでしょうけれど
私は推奨はしません。
そのことは後日また改めて。 

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