私が作業療法士として一番最初に勤めたのが
肢体不自由児施設でした。
そこに
紀伊克昌先生や古澤正道先生がいらしてデモンストレーションをしてくださったのです。
その施設にいたスタッフが一度も見たことがないような動きを
子どもたちがどんどん目の前でできるようになっていったんです。
そして(当たり前といえば当たり前ですが)その後でみんなでそれらしくやっても
誰も紀伊先生や古澤先生のようには子ども達の動きを再現できなかった。
鮮烈に覚えています。
できないのは
子どもたちじゃなくて、私なんだ。
紀伊先生や古澤先生が担当しても私が担当しても
ご両親は同じ時間で同じお金を払わなくちゃいけないんだ。
痛切に感じました。
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