認知症のある方へのAct.として
懐メロをよく使っているのですが
移動時の声かけに拒否される方も少なくありません。
本当に「意思表示」として拒否されるのであれば
尊重されるべきです。
でも
認知症のある方の場合に
実は、意思表示ではなくて
わからないからイヤと言っているケースが少なくありません。
その証拠に
いざ、懐メロが流れれば
笑顔で手拍子しながら朗々と歌って
「あー楽しかった」
「明日への元気をもらいました」
「気持ちがスッキリしました」
って言われたりする。
歌いたくないわけじゃなかった
ということになります。
イヤ。なのは
歌うことではなくて
たとえば
どこに連れていかれるのかわからない
とか
説明が長くて丁寧すぎて、かえってわからない
こともあるし
言葉は聞こえてもイメージできないからわからない
場合だってあるのです。
その他にもetc.etc.
「イヤ」
という言葉に反映されている
目の前にいるAさんの能力と障害を把握すれば
じゃあ、どうしたらよいのか
自然と対応の工夫も思い浮かんできます。
( 明日に続く )
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