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3月 01 2012

靴の選択 ADL



私はOTですから

靴の脱ぎ履きを自力でできるかどうか

自分の目で確認します。

その上で

夜間の状態

覚醒頻度やトイレ回数、その時の靴の履き方や歩行状態を

複数の看護介護職員に確認します。

認知症のある方は状態像の変動の幅も広いからです。

(ここではあんまり触れないけど
疾患特性だけじゃなくて環境相関性もある
…ということだと考えています)

 

きちんと靴を履こうとする方で

ベルトを止めたり

踵を入れることができる方の場合には

敢えて、足入れのラクな靴ではなくて

しっかりした硬い素材で脱ぎ履きに手間のかかる靴を

選択することもあります。

夜間トイレまで歩けるけど不安定だから見守りたい

夜トイレに行こうとして起き上がったときに

足下にあるセンサーマットに反応して

職員がお部屋にかけつける時間をかせぐためです。

 

モノゴトを選択する時には「意図」「目的」があります。

たかが、靴かもしれません。

ですが、私は思うのです。

たかが、靴でさえ

「意図」「目的」を明確にして

必要な情報を得て判断選択する

という手順を踏むことができないのに

もっと大きな重要なコトに対して

適切な対応ができるのだろうか?と。

2月 28 2012

靴の選択 「すたこらさんソフト」



「すたこらさんソフト」

株式会社アスティコ
http://www.astico.co.jp/index.htm

商品はこちら
http://www.rosio.com/sutakora.htm

やわらかくて

軽くて

履きやすい

バレーシューズのような靴に履き慣れている方に

オススメします。

踵の丸カンも柔らかい素材なので踏んでも痛くありません。

なおかつ、形状はきちんと保たれているので

踵を引っ張り上げる作業がしやすいです。

ゆったりめに作られてはいますが

惜しむらくは甲の高さがあまりないので

むくみが著明な方だと甲の部分が足背にくいこんでしまいます。

足にはあまりむくみがない方にオススメです。

2月 24 2012

靴の選択 「カバーストッパーⅡ」



同じくケアシューズあゆみシリーズから
http://www.tokutake.co.jp/shop/

「カバーストッパーⅡ」
http://www.tokutake.co.jp/shop……hp?no=2230

ADL車いす全介助の方なら

窮屈な履きものよりも

足あたりのやわらかいタイプがオススメ

こちらのタイプは甲の高さがあるので

足がむくんでいる方にもラクに履けます。

車いすに座っていてある程度足が動かせる方だと

昨日紹介したチャルパーではすぐに脱げてしまうことも起こります。

そんな時にオススメです。

足がしっかりと覆われている分

あんまりジャストサイズすぎると

足を入れるのがちょっと大変かも。

 

私はまだ試したことがありませんが

「内反フィットまゆ」
http://www.tokutake.co.jp/shop……hp?no=2705

という商品もあるそうです。

2月 23 2012

靴の選択 「チャルパー」



ケアシューズあゆみシリーズから
http://www.tokutake.co.jp/

「チャルパー」
http://www.tokutake.co.jp/shop……hp?no=2223

軽い

やわらかい

履いていてラク

スリッパよりも断然歩きやすい

 

デイなどの介護保健施設を利用されている方の

ご自宅用にまずはオススメ。

家の中で靴下じゃ滑って危ないし

かといって、スリッパって歩きにくいし

という方にオススメします。

 

また、施設に入所されていて

昼間はがんばって靴の脱ぎ履きができる方でも

夜間のポータブルトイレ使用時に

靴の脱ぎ履きが大変でトイレに間に合わない…という方や

ADLは車いす全介助だから窮屈な履きものじゃなくて

履いていてラクな履きものがいい…という方

 

つまり

長距離歩くわけではない

移動移乗時は職員の見守りがある

などの状態の方に

サッと履ける

なおかつ、

履き心地がよいというこちらの商品が オススメです(^^)

2月 22 2012

靴の選択 「ケアシューズあゆみ」



徳武産業株式会社
http://www.tokutake.co.jp/

障害のある方向けに 充実の商品群です。

セミオーダーに近い提供が可能です。

片足ずつサイズ違いで購入することもできるし

靴ベルトの延長や

靴を補高することもできます。

既製品として足幅が9Eの商品がありますので

むくみが著明な方、装具を履いている方でも

窮屈な思いをせずにすみます。

また、カタログの最後にあるシューズサイズ表が便利です。

靴の大きさはメーカーさんによって微妙に違うので

サイズを選択するときに迷うこともあるのですが

これなら事前に足合わせをすることができます。

 

オススメの商品がいくつか…

それはまた明日に(^^)

 

2月 21 2012

靴の選択 「快歩主義」



アサヒコーポレーションの「快歩主義」
http://www.asahi-shoes.co.jp/kaiho/

Good ! なところは

軽い

足触りが柔らかくて感触が良い

歩きやすい

 

私がよくオススメしているのはこちらのタイプです。

http://www.asahi-netshop.com/s……mp;A6=0445

この靴が向いている方は

ご自身で靴の脱ぎ履きが自立もしくは全介助の方

足のむくみがほとんどない方

 

この靴では合わない方は

靴を履こうとする意思はあるけれど

足入れが適切にできない方

靴を履けたかどうか判断できない方です。

尿意があってトイレに行こうとして

靴を履いたけれど

中途半端な履き方だったりすると

途中で転倒してしまうリスクがあります。

 

この靴はゆったりと作られてはいますが

むくみの著明な方では

足背部のマジックテープの長さが足りなくなってしまいます。

きちんと止めずに立ったり歩いたりするのは危険ですから

むくみが著明な方は別のタイプの靴を選ぶようにしています。

2月 20 2012

靴の選択



「靴なんて何履いたって同じ!」と言うPTOTに驚いた

…という記事を

「対象者に合った履きものを」
http://kana-ot.jp/wp/yosshi/172

で書きましたが (^^;

もうちょっと具体的に

オススメの靴の話

靴とADLの適合

靴紹介の方法

etc.etc.について記事を書いていきます。

ただ、靴はどんどん新しい商品が開発されているので

現時点での話…ということをご了承ください(^^)

 

11月 30 2011

対象者に合った履き物を

対象者に合った履き物をすっごくオドロイタことがあります。

「靴なんて何履いたって同じ!」

イマドキ、こんなことを言うリハ職がいようとは…(^^;

ピンヒールの靴でスニーカーと同じには歩けないし
下駄でスニーカーと同じには歩けません。

道具が動作を規定することもあれば誘導することもある。
歩きやすい靴もあれば、歩きにくい靴もあります。

ましてや、認知症のあるお年寄りならなおのこと
脚がむくんでいたり
履くという操作が難しかったり
窮屈なバレーシューズを履いて、足にゴムがくいこみ、跡がついているのを見かけたことはありませんか?

お年寄りの足と暮らしぶりにあわせて
適切な履き物を選定していただきたいものです。
最近は、いろいろな種類の履き物が発売されています。

私がよく扱うのは
「あゆみ」シリーズ http://www.tokutake.co.jp/
「快歩主義」シリーズ http://www.asahi-shoes.co.jp/kaiho/

靴が大きくてパカパカしている時には
「靴ベルト」を作ります。
「靴ベルト」の詳細は、こちらをご参照ください。
「神奈川県作業療法士会>OTのすご技>オリジナル自助具>靴ベルト
 http://kana-ot.jp/wpm/blog/post/247