他職種に
ポジショニングを説明する時に
設定した時の写真をとって
設定方法を書いて
注意事項も書くのですが
お部屋に掲示しても複数のクッションがあると
設定部位を間違えられてしまいます。
そこで
「対象に工程を語らせる」
クッションに
「どの部位にどう設定するのか」
書いたものをテプラで貼付してみました。
臥床時は赤色のテプラ、離床時は青色のテプラ
と色も変えて混同しないように工夫しました。
これでも間違えられることはありますが
頻度は激減しました。
設定方法について
質問したり確認してくれる人は良いのですが
「設定を間違える」という時点で
設定とその人の実践とに乖離があることがわからない
もしくは
乖離がきたすマイナスがわからない
ことを意味しているので
間違えるなと、言うのではなく
間違えにくいように、方法を提示する
ようにしています。
以前に何かの記事で
「施錠を忘れないように気をつけましょう」と言うのではなく
「施錠を忘れないような仕組みを考える」
という記事を書きましたが、その一例です。
再現性の担保についての工夫を
ポジショニングを例に紹介しました。
さて、
お気づきの方もいると思いますが
「対象に工程を語らせる」とは
認知症のある方への対応と同じことをしています。
そのココロについては、別の記事でお伝えします。
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