文字通り
食事介助は食べようとする方と介助する人との相互関係の中に成り立ちます。
たとえ
意識しようとしまいと
特に
準備期は食べようとする方に
介助する人のスプーン操作が直接影響します。
どんなに
重度の認知症のある方だとしても
適切なスプーン操作には適切に反応し正の学習が生じ
不適切なスプーン操作にも適切に反応し誤学習が生じます。
クリスティーン・ブライデン氏の
「異常な環境には異常な反応が正常だ」
というわけです。
本当に根深い誤解として
認知症のある方の食べ方を100%認知症のある方のせいにしてしまう
とりわけ咽頭期の問題に集約してしまう傾向がありますが
それは、ICIDHにまだまだ囚われていて脱却・卒業できていない
ということを意味していると感じています。
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