Re-Habilis

学生の時に誰でも1度は耳にしたことのある言葉だと思います。

Re-Habilis

ふたたびー適した状態になること

それが、リハビリテーションの語源であると。

 

認知症のある方は

残念ですが、疾患の定義上、 モトには戻れない

年老いていく、ということは若い時には戻れない

 

たとえ若くて活気あふれる頃には戻れなかったとしても

認知症になったとしても

ふたたびー適する

生き方、暮らし方を再発見再構築する

 

それは、やっぱり、

「再」発見「再」構築であって

そのヒントは目の前のお年寄りの在りようにこそある

と確信しています。

 

認知症のある方への

リハビリテーションとして

作業療法として

提供するコトやモノが

「Re-Habilis」 の思想にのっとっているのかどうか

問い返しながら実践するということは

自分が1人の人間として生きていく日々の暮らしの中で

自分自身を再発見再構築していく過程を

否応もなく、問い返し揺さぶり

そして、励まし支えてくれる過程でもあるということに

あらためて気がつきました。 

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