いろいろなところに出かけて
いろいろな方に出会えて
いろいろなお話を聞くことができるのは
とてもありがたいことです。
その人の主張されるお話を聴いていると
その人が言葉にしていない
根底にある考え方が透けてくるように感じます。
認知症のある方に対して
〇〇という方法論をとるというお話の前提として
その人は認知症のある方をこんな風に捉えている
だから〇〇という方法論をとるというお話をされているのだ
ということがよくわかります。
いろいろな立場があって
いろいろな考え方があるのでしょうけれど
私は信頼をベースに置いている考え方が好き。
性に合うんです。
紙は細部に宿りたまふ。
この考え方も好き。
私は作業療法士だから
「体験」をともにすることで
その人を理解しやすいです。
表現と実践
主張と考え方
逆に言えば
私自身もこんな風に書くということや話すという体験を通して
自分自身をさらしていることにもなるわけで
それは恐ろしい一面でもあるけれど
そういった体験を通して鍛えられている一面もまたあります。
自分自身の立ち位置という根本を
問い返され、吟味を要求される。
どうしたって表現の過程で
日頃の実践が透けてみえるわけで
問われているのは日頃の実践と
その実践を為すにあたっての自分の根本的な考え方なのだと
しみじみと感じています。
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