臨床あるある(折り紙は難しい:身体面)

ちょっと待った

折り紙は、お年寄りには難しい

そう思ったことはありませんか?

昔とった杵柄。。。手続き記憶の活用
そうは思っても、身体がついていかないことって実はとても多いんです。

高齢になると
手先が思うとおりに動きにくくなることがよくあります。
手指の巧緻性が低下してくるんです。

「鶴を折ってみましょうか?」と言っても
鶴の折り方を頭ではイメージできていても実際に折るとなると話は別です。

折り紙が綺麗に仕上がるためには
紙の端と端をズレなく重ねることができる
折り目をぴしっとつけることができる
角をすっきりと鋭角に残して折ることができる
といった身体的な能力が必要です。

これらのことができないと、綺麗に折り紙が完成しません。

ぐにゃっとした完成品を目の前にして
「がんばってできましたね」といくら褒められたって嬉しくありませんよ (^^;
自分だったら、ガッカリするでしょう?
まして、昔は綺麗に仕上げていた方なら余計にそう思うと思います。

Activityは綺麗に仕上がらなければ意味がない。とは言いませんが
結果が明確なカタチとなって目の前に残ってしまうというActivityは用い方に細心の注意が必要です。 

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