おかしなコト:言葉と概念

ちょっと待った

私はOTですが
同じOTギョーカイにおいて
時々、えー???って思うようなコトに遭遇します。

「作業療法を知らない人に説明するのは難しい」

以前に学生から
こんな言葉を聞いて「はい〜?」って思ったことがあります。

おかしな理由 その1:
どんな仕事なのか、どんなことをするのかといった説明は
知らない人にこそ、するものであって
知っている人にそんな説明は通常しません (^^;

医師に対して「どんなことをするんですか?」とは聞かないでしょう?
教師に対して「どんなお仕事なんですか?」とも聞かないでしょう?

相手が知らないからこそ、説明するんだけどな。

おかしな理由 その2:
学生であれば、当然、作業療法を一人前に実践なんかできないわけで
つまり、自分ができない、わからないことをまず自覚してほしい。。。

私もかつて学生の時に
高校時代の友人から、「作業療法って何?どんな仕事?」って尋ねられて
ちゃんと答えられずに定義を言ってみたり (^^;
テキトーなことを言ってみたりしていましたけど
少なくとも一般化はせずに
「私は作業療法をわかっていないんだ。だから説明できないんだ。」
って恥ずかしく思っていたものです (^^;

つまり、学生が堂々とこんなおかしなことを言えてしまうのは
周囲の作業療法士が学生に言っている可能性が高いんですよね。。。

「作業療法は説明しにくい仕事だから」
とかなんとか (^^;

学生が実習前は「認知の人」「高次脳の方」なんて言わなかったのに
実習から帰ってくるとそんな言葉を使い始めるとか。。。 (^^;
ある養成校の教員から聞いたことがあります。

素直な?学生に、R(有資格者)が変なコトを吹き込むのはやめてほしいなぁ。
今の学生が、将来の日本の作業療法という世界を背負って立つんだから
きちんと育てないとマズいんでないかい?
プラスの方向で育てられないなら
少なくともマイナスになるような言動は慎むべきだと思うけど?
将来のある学生に対して
高みに眼を向けさせるのではなくて
自分のレベルに引き摺り下ろしてどうするんだろう?

ちなみに
冒頭の学生には、にっこり笑ってこう言いました。
「自分がちゃんとわかってないと説明できないよね」 

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