目の前の現実が最前線

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本に書いてあることを話したってしょうがない。
それが私の講演におけるスタンスです。

申し訳ないけど
教科書は過去の知見をもとに記述されてる。

それはそれで
先人たちの努力の積み重ねによって得られた
学ぶべき大切なことが記載されているわけだけど
読めばわかるようなことを
お金を払って時間を費やしてまで聴きにはいかない
だったら本を読めばすむこと。

本には書かれていないけど
臨床において大切なこと
私が気づいていないような異なる視点
新しい知見
そういうことを知りたいから
お金と時間を使って話を聴きに行く。

私は負けず嫌いだから
モトをとることを考える
自分が選択した研修会がつまらないなんて文句を言うのは
自分自身の癪に障るから (^^;
絶対に何か1つは参加して良かったって思えるものを持ち帰る
そう思って参加してきたし、今もそうしてる。

講師の話の内容だけじゃなくて
表現の工夫
(講師自身の肉体による表現とパワポなどの媒体による表現と)
組み立てや展開の工夫
主催者の態度や設定、配慮…etc.etc.

凄いなぁ…って思ったことも
逆に他山の石とすべきことも

目の前の現実が最前線
プレゼンの本とかもいっぱい出てるけど
生身の体験に勝る機会はないです。

臨床こそが最前線
私はたくさんのことを対象者の方から教わり今も学んでいます。

それは決して臨床だけじゃない。 

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