7月16日(土)21:00からNHKで放映されてた
「ミラクルボディ」見ました。
http://www.nhk.or.jp/special/miraclebody/005/index.html
ロシアのシンクロペアの脅威の身体能力にびっくりです。
水中にいるときに陸生の人間は
脳を守るために筋肉の酸素消費を減らそうとして心拍数を減らす
働きがあるのだそうです。
ところがロシアのロマーシナとイシェンコは心拍数が増える
緊急時にのみ脾臓が行う働きー脾臓が収縮して蓄えていた血液を
放出することにより血液循環を保ち筋への酸素供給を維持ーを
通常化しているのだと。
内蔵の働きを変えるまでに
厳しいトレーニングをずっと継続してきているのだ。。。
人間の意思と要請される環境への適応能力は
ここまであるのだ。。。
同じくTOPアスリートのスペイン?の選手を遥かにしのぐ身体能力
彼女をして「いったいどんなトレーニングをしたらそうなるのか」
という言葉に否応もなく厳しさが伝わってきました。
そこまで身体能力を鍛えるということは
身体を壊すことと紙一重だから
きっとそのあたりのリスク管理について
ものすごい研究と知見の積み重ねがあるのだろうと思った。
その陰で身体を壊してしまった選手がたくさんいるのだろうとも。。。
自分はスポーツとは無縁の世界にいるからか
そんなに無理しないで。身体を酷使しないでほしい。
とつい思ってしまったのですが
高みを目指しているアスリートにとっては
限界への挑戦=高みへ近づくということなのかもしれない。。。
努力という言葉では届かないだろう
あまりに過酷なトレーニングを思い
その過程において得られる人間の身体能力の凄さを
思わされた番組でした。
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