イチローのインタビューがおもしろかったのは
インタビュアーの存在にも因ると思う。
稲葉という人がいたから
イチローも語ることができた。
私自身も過去にインタビューを受けたことが何回かありますが
その時に思ったことは
インタビューって恊働作業なんだな
ということ。
インタビュアーがインタビュイーに質問する。
インタビュアーの深みに応じて
インタビュイーが触発されて答えが発せられる。
だから
普段意識していなかったことが引き出されることもある。
言葉にして初めて
言った本人がそうそうその通りと思ったり (^^;
優秀なインタビュアーは
十分な準備をして、なおかつ
話を聴く時にはいったんその準備を頭の中から捨てる
って書かれていたのを読んだことがあります。
その時に、「あ、似てるな」って思いました。
認知症のある方と関わる時には
事前情報はちゃんと確認するし、
今までの経緯は頭の中に入ってる
でも、頭の半分は空っぽにして接するようにしてる。
(常にできてるとは言えないけれど)
じゃないと
見過ごしてしまうことがあるから。
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