「HDS-Rは対象者を傷つける」

昨今、実習生からよく聞く言葉です。

そんな時に私はこう言っています。

「HDS−Rをとらなくても記銘力について誰にでも明確に説明できるくらいに把握しているならとらなくていいよ。でも、それができないならきちんととりなさい。」

本来、HDS−Rに限らず、検査というものはすべからくそういうものです。

ある視点からみた一面を明確化してしまう…

もちろん、配慮は必要です。

でも、なぜ検査をするのか。

大切なことは

私たちはプロとして適切な援助をするために

必要な情報を得るために検査をするということなのです。

だとしたら、考えるべきは

必要な情報を他の代替手段で入手できるのか?

できなければ、必要な情報を入手できる方法を遂行するしかない。

そして、検査過程において

対象者を傷つけるおそれをおかしてまで入手したのだから

結果や得られた情報を

きちんと援助に活用するということなのではないでしょうか。

HDS−Rをとることが目的化してしまったり

援助にHDS−Rから得られた情報を活用できていないということを

もっと考え直したほうがいいように感じています。

 

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