食事時、頸部が後屈してしまう方には
前屈方向へ修正するのではなくて
頸部後屈したままで介助者の前腕などで頭部を支えます。
しばらくすると、頸部が前屈方向へ動くようになるので
その動きを感じたその位置で頭部を支えます。
頸部後屈という状態を修正しようとして
前屈方向へ他動的に動かそうとすると
作用反作用で、ますます頸部が後屈してしまいます。
後屈してしまうという状態を援助するという視点で関わると
前屈方向への対象者の自発的な動きがみられるようになります。
つまり、「直すな、支えろ」ということです。
最近のコメント